個別問題

【第34回試験】問題19(介護の基本)

介護かいご基本きほん

問題もんだい19

利用者りようしゃ自立支援じりつしえんかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 利用者りようしゃ最期さいごむかかためるのは,家族かぞくである。
2 利用者りようしゃはなしやすいように,愛称あいしょうぶ。
3 利用者りようしゃ自分じぶんでできないことは,できるまで見守みまもる。
4 利用者りようしゃ生活せいかつのスケジュールをめるのは,介護福祉職かいごふくししょくである。
5 利用者りようしゃ意見いけん希望きぼうれて介護かいご提供ていきょうする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい19

利用者主体りようしゃしゅたい自立支援じりつしえんかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

自立支援りようしゃは、介護福祉士会かいごふくししかい倫理綱領りんりこうりょうでも1ばん最初さいしょげられている大切たいせつかんがかたです。

利用者本人りようしゃほんにん主体しゅたいとなって、自己決定じこけっていをし、それを最大限さいだいげん尊重そんちょうして援助えんじょするかんがかたです。

介護福祉職かいごふくししょくには、利用者りようしゃ自己決定じこけってい尊重そんちょうし、自立じりつけたサービスを提供ていきょうすることがもとめられます。

1 利用者りようしゃ最期さいごむかかためるのは,家族かぞくである。

【×】あやまりです。最期さいごむかかためるのは、あくまでも利用者りようしゃ本人ほんにんです。

2 利用者りようしゃはなしやすいように,愛称あいしょうぶ。

【×】あやまりです。利用者りようしゃ尊重そんちょうする姿勢しせい大切たいせつです。しかし、愛称あいしょうぶことがかならずしも自立じりつむすびつくとはいえません。

3 利用者りようしゃ自分じぶんでできないことは,できるまで見守みまもる。

【×】あやまりです。自立じりつうながことは必要ひつようですが、できないことを見極みきわめて、自立じりつけた援助えんじょをすることが介護福祉職かいごふくししょくにはもとめられます。

4 利用者りようしゃ生活せいかつのスケジュールをめるのは,介護福祉職かいごふくししょくである。

【×】あやまりです。自立じりつけた支援しえんには、利用者りようしゃ自己決定じこけってい尊重そんちょうすることがぜんていとなります。

5 利用者りようしゃ意見いけん希望きぼうれて介護かいご提供ていきょうする。

【○】選択肢せんたくしのとおりです。

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