解答と解説
問題19
利用者主体の自立支援に関する問題です。
答えは、「5」です。
自立支援は、介護福祉士会の倫理綱領でも1番最初に挙げられている大切な考え方です。
利用者本人が主体となって、自己決定をし、それを最大限に尊重して援助する考え方です。
介護福祉職には、利用者の自己決定を尊重し、自立に向けたサービスを提供することが求められます。
1 利用者の最期の迎え方を決めるのは,家族である。
【×】誤りです。最期の迎え方を決めるのは、あくまでも利用者本人です。
2 利用者が話しやすいように,愛称で呼ぶ。
【×】誤りです。利用者を尊重する姿勢が大切です。しかし、愛称で呼ぶことが必ずしも自立に結びつくとはいえません。
3 利用者が自分でできないことは,できるまで見守る。
【×】誤りです。自立を促すことは必要ですが、できないことを見極めて、自立に向けた援助をすることが介護福祉職には求められます。
4 利用者の生活のスケジュールを決めるのは,介護福祉職である。
【×】誤りです。自立に向けた支援には、利用者の自己決定を尊重することが前提となります。
5 利用者の意見や希望を取り入れて介護を提供する。
【試験に出る言葉】促す
国家試験こっかしけんの問題もんだいを解とくために必要ひつような言葉ことばをしっかりおさえましょう。
言葉ことばの解説かいせつ:促...
「日本介護福祉士会倫理綱領」を確認しよう
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