生活せいかつ支援しえん技術ぎじゅつ

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問題もんだい85

Hさん(82歳さい,男性だんせい,要介護ようかいご2)は,一人ひとり暮ぐらしで,週しゅう1回かい,訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしている。訪問時ほうもんじに,「足あしの爪つめが伸のびているので,切きってほしい」と依頼いらいされた。爪つめを切きろうとしたところ,両足りょうあしとも親指おやゆびの爪つめが伸のびて両端りょうはしが皮膚ひふに食くい込こんで赤あかくなっていて,触さわると熱感ねっかんがあった。
親指おやゆびの状態じょうたいを確認かくにんした訪問ほうもん介護員かいごいん(ホームヘルパー)の対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

1 親指おやゆびに絆創膏ばんそうこうを巻まく。
2 Hさんの家いえにある軟膏なんこうを親指おやゆびに塗ぬる。
3 蒸むしタオルで爪つめを軟やわらかくしてから切きる。
4 爪つめが伸のびている部分ぶぶんに爪つめやすりをかける。
5 爪つめは切きらずに,親指おやゆびの状態じょうたいをサービス提供ていきょう責任者せきにんしゃに報告ほうこくする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとうと解説かいせつ

問題もんだい85(解説かいせつ)

爪切つめきりに関かんする問題もんだいです。

答こたえは、「5」です。

この問題もんだいのポイントは、介護かいご職員しょくいんが行おこなえる爪切つめきりの内容ないようを理解りかいできているかになります。

介護職員かいごしょくいんが行おこなえる爪切つめきり

以下いかの条件じょうけんをすべて満みたした場合ばあいのみ、介護職員かいごしょくいんは爪切つめきりを行おこなうことができます。

  1. 爪つめに異常いじょうがない
  2. 爪つめの周囲しゅういの皮膚ひふに化膿かのうや炎症えんしょうがない
  3. 糖尿病とうにょうびょうなどの疾患しっかんによる専門的せんもんてきな管理かんりが必要ひつようではない
ちょろた先生

条件じょうけんを満みたしていない爪つめを切きることは、医療行為いりょうこういです。
介護職員かいごしょくいんは行おこなってはいけません。

1 親指おやゆびに絆創膏ばんそうこうを巻まく。

【×】誤あやまりです。爪つめが伸のびて両端りょうはしが皮膚ひふに食くい込こんで赤あかくなっている状態じょうたいですので、絆創膏ばんそうこうを巻まいて対処たいしょするものではありません。

2 Hさんの家いえにある軟膏なんこうを親指おやゆびに塗ぬる。

【×】誤あやまりです。原因げんいんがわからず軟膏なんこうを塗ぬるのは不適切ふてきせつです。

3 蒸むしタオルで爪つめを軟やわらかくしてから切きる。

【×】誤あやまりです。正常せいじょうな爪つめであれば適切てきせつな行為こういです。しかし、Hさんの場合ばあい、明あきらかに爪つめに異常いじょうがあるため、訪問ほうもん介護員かいごいんの判断はんだんで切きってはいけません。

4 爪つめが伸のびている部分ぶぶんに爪つめやすりをかける。

【×】誤あやまりです。正常せいじょうな爪つめが伸のびている場合ばあいの対応たいおうです。Hさんの場合ばあいは、適切てきせつではありません。

5 爪つめは切きらずに,親指おやゆびの状態じょうたいをサービス提供ていきょう責任者せきにんしゃに報告ほうこくする。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。サービス提供ていきょう責任者せきにんしゃに報告ほうこくをし、医療いりょう機関きかんの受診じゅしんなど専門せんもん機関きかんにつなげましょう。

#爪切つめきり #医療行為いりょうこうい