解答と解説
問題91
障害福祉におけるソーシャルインクルージョンの考え方に関する問題です。
答えは、「5」です。
最近では、カタカナの用語を確認する問題が増えていますので、正答だけではなく、他の選択肢の用語の意味も確認し、知識にしましょう。
ソーシャルインクルージョンとは、障害のある人もない人も、社会から取り残されず、社会の一員として包み込み、共に社会参加して生活できるようにする考え方です。
1 障害のある人とない人を統合する社会
【×】誤りです。これは「インテグレーション(統合)」を表した文章です。インテグレーションは、障害のある人を、すでにある社会の仕組みの中に入れる考え方です。
2 障害のある人を権利侵害から守る社会
【×】誤りです。権利侵害とは、その人が持っている大切な権利が守られないことです。これは「アドボカシー(権利擁護)」を表した文章です。アドボカシーとは、本人の権利を守るために代弁をし、本人を権利を守る活動です。
3 障害のある人の意思決定を支援する社会
【×】誤りです。これは「意思決定支援」を表した文章です。意思決定支援とは、本人が自分で選び、決められるように、必要な情報や方法を用意して支援することです。
4 障害のある人の最善の利益を考える社会
【×】誤りです。最善の利益とは、本人にとって最もよいと考えられることです。この記述は、障害のある人もない人も社会の一員として受け入れる考え方とは異なります。
5 障害のある人もない人も包摂する社会
【○】正しい選択肢です。障害のある人もない人も、同じ社会の一員です。誰も社会から取り残されず、すべての人を一員として受け入れる「ソーシャルインクルージョン」を表した文章です。