発達と老化の理解
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問題32
次の記述のうち,神経性無食欲症(anorexia nervosa)に関するものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 活動性が高まる。
2 学童期に最も生じやすい。
3 太ることへの恐怖はみられない。
4 低体重の深刻さを理解している。
5 多くが男性である。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題32
神経性無食欲症に関する問題です。
答えは、「1」です。
神経性無食欲症は、やせたいという強い気持ちから食事を極端に制限し、食べることへの強い不安や体重増加への恐怖を感じてしまう心の病気です。
1 活動性が高まる。
【○】正しい選択肢です。やせている割には、活動性が高まり過剰な活動や運動をしてしまう特徴があります。
2 学童期に最も生じやすい。
【×】誤りです。学童期とは6~12歳のことです。12~15歳頃の思春期以降に発症しやすい状況です。
3 太ることへの恐怖はみられない。
【×】誤りです。太ることへの恐怖は強く見られるのが特徴です。
4 低体重の深刻さを理解している。
【×】誤りです。低体重の深刻さを理解していないため、低体重の危険性を理解できず、治療につながらないといった問題があります。
5 多くが男性である。
【×】誤りです。多くが10代の女性です。