社会の理解
問題11
地域包括支援センターの業務に関する記述として,正しいものを1つ選びなさい。
1 地域ケア会議の開催
2 施設サービスのケアプランの作成
3 成年後見制度の申請
4 介護認定審査会の設置
5 地域密着型サービスの事業者の指導・監督
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題11
地域包括支援センターの業務に関する問題です。
答えは、「1」です。
地域包括支援センターは、介護保険法に基づき、高齢者が地域で安心して生活できるよう健康相談や介護サービスの調整など包括的に支援をする施設です。
1 地域ケア会議の開催
【○】正しい選択肢です。地域ケア会議は、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるように、医療・介護・福祉などの専門家が集まって、どのように支援するかや、どんなサービスを使うかを話し合う場です。地域包括支援センターの業務です。
2 施設サービスのケアプランの作成
【×】誤りです。施設サービスのケアプランの作成は、施設のケアマネジャーの業務です。
3 成年後見制度の申請
【×】誤りです。成年後見制度の申請(申立)は、本人や配偶者、4親等以内の親族、市町村長などができます。地域包括支援センターの業務は、権利擁護に関する相談・支援で、申請(申立)は業務ではありません。
4 介護認定審査会の設置
【×】誤りです。介護認定審査会は市町村が設置します。
5 地域密着型サービスの事業者の指導・監督
【×】誤りです。地域密着型サービスの事業者の指導・監督は、市町村の業務です。
#地域包括支援センター #地域ケア会議 #成年後見制度