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【第37回試験】問題106(介護過程)

介護過程かいごかてい

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問題もんだい106

つぎ記述きじゅつのうち,介護過程かいごかてい展開てんかいする目的もくてきとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 家族かぞくかかえる生活課題せいかつかだい解決かいけつ
2 個別こべつケアにもとづく利用者りようしゃ自立支援じりつしえん
3 介護福祉職かいごふくししょく職業倫理しょくぎょうりんり向上こうじょう
4 利用者りようしゃ家族かぞく信頼関係しんらいかんけい構築こうちく
5 介護福祉職かいごふくししょく他職種たしょくしゅ連携れんけい促進そくしん

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい106

介護過程かいごかてい展開てんかいする目的もくてきかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

介護過程かいごかてい展開てんかい基本きほんながれをおぼえながら、目的もくてきについてもしっかりかんがえましょう。

介護過程かいごかてい目的もくてきは、利用者りようしゃ自己実現じこじつげん支援しえんする介護かいご目的もくてき達成たっせいするために、専門せんもん知識ちしき活用かつようしておこな客観的きゃっかんてき科学的かがくてき思考しこう過程かていです。

介護過程かいごかてい展開てんかい

つぎの①~④をかえします。

①アセスメント

アセスメントとは、「課題分析かだいぶんせき」のことをいい、情報じょうほう収集しゅうしゅうをし、生活せいかつ課題かだいあきらかにします。
利用者りようしゃ情報じょうほう収集しゅうしゅうは、主観的しゅかんてき情報じょうほうと、客観的きゃっかんてき情報じょうほう両面りょうめんからあつめます。

介護計画かいごけいかく立案りつあん

①でされたニーズをまえて、目標もくひょう設定せっていします。
利用者りようしゃ意思いし尊重そんちょうしながら、介護計画かいごけいかく作成さくせいします。
支援しえん内容ないよう方法ほうほう具体的ぐたいてきめていきます。
介護計画かいごけいかくは、利用者りようしゃ家族かぞく説明せつめいし、利用者りようしゃ同意どういをもらいます。

支援しえん実施じっし

介護計画かいごけいかくもとづき、プログラムを実施じっしします。
プログラムの実施じっしは、介護職かいごしょくだけでなく他職種たしょくしゅとの連携れんけい大切たいせつです。
また、実施じっし状況じょうきょうは、客観的きゃっかんてき把握はあくをし、記録きろくとしてのこします。

評価ひょうか

介護計画かいごけいかく目標もくひょう達成たっせい時期じきにあわせて、実施じっししてきた介護かいごケアをかえります。
情報じょうほう整理せいりし、効果こうか客観的きゃっかんてきながら、目標もくひょうがどの程度ていど達成たっせいできたのか評価ひょうかをします。

利用者りようしゃ本人ほんにんのぞむよりよい生活せいかつ実現じつげんすることが最終さいしゅう目的もくてきです。


1 家族かぞくかかえる生活課題せいかつかだい解決かいけつ

【×】あやまりです。家族かぞく生活課題せいかつかだい解決かいけつ介護支援かいごしえん一部いちぶとしておこなわれる場合ばあいがありますが、介護過程かいごかてい直接的ちょくせつてき目的もくてきではありません。おも対象たいしょう利用者本人りようしゃほんにんです。

2 個別こべつケアにもとづく利用者りようしゃ自立支援じりつしえん

【○】ただしい選択肢せんたくしです。

3 介護福祉職かいごふくししょく職業倫理しょくぎょうりんり向上こうじょう

【×】あやまりです。介護福祉職かいごふくししょく職業倫理しょくぎょうりんり向上こうじょう大切たいせつですが、介護過程かいごかてい直接的ちょくせつてき目的もくてきではありません。

4 利用者りようしゃ家族かぞく信頼関係しんらいかんけい構築こうちく

【×】あやまりです。利用者りようしゃ家族かぞく信頼関係しんらいかんけい構築こうちく大切たいせつですが、介護過程かいごかてい直接的ちょくせつてき目的もくてきではありません。

5 介護福祉職かいごふくししょく他職種たしょくしゅ連携れんけい促進そくしん

【×】あやまりです。多職種連携たしょくしゅれんけい介護過程かいごかていなか必要ひつよう手段しゅだんですが、介護過程かいごかていそのものの目的もくてきではありません。

介護過程かいごかてい #目的もくてき #自立支援じりつしえん