コミュニケーション技術ぎじゅつ

02:00
開始ボタンを押すとタイマーがスタートします(目安時間:2分)

問題もんだい76

Cさん(75歳さい,男性だんせい)は,老人性難聴ろうじんせいなんちょう(presbycusis)があり,右耳みぎみみは中等度ちゅうとうど難なん聴ちょう,左耳ひだりみみは高度こうど難聴なんちょうである。耳みみかけ型がた補聴器ほちょうきを両耳りょうみみで使用しようして静しずかな場所ばしょで話はなせば,なんとか相手あいての話はなしを聞きき取とることができる。
Cさんとの1対たい1のコミュニケーションの方法ほうほうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

1 正面しょうめんで向むき合あって話はなしかける。
2 高音域こうおんいきの声こえを使つかって話はなしかける。
3 耳元みみもとで,できるだけ大おおきな声こえで話はなしかける。
4 手話しゅわで会話かいわをする。
5 からだに触ふれてから話はなしかける。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとうと解説かいせつ

問題もんだい76(解説かいせつ)

老人性難聴ろうじんせいなんちょうの人ひととのコミュニケーションの取とり方かたに関かんする問題もんだいです。

答こたえは、「1」です。

聴覚障害ちょうかくしょうがいの人ひととのコミュニケーションは、障害しょうがいの状況じょうきょうや背景はいけいによってかかわり方かたが違ちがいます。

老人性難聴ろうじんせいなんちょうの特徴とくちょうをまとめました。

老人性ろうじんせい難聴なんちょうの特徴とくちょう
  • 高音域こうおんいきから聞きこえにくくなり、音おとが壊こわれたように聞きこえる
  • 感音性かんおんせい難聴なんちょうに分類ぶんるいされる
  • 大おおきい音おとのほうが聞きこえるが、うるさく聞きこえる
  • 治療ちりょうができないため、一般的いっぱんてきには補聴器ほちょうきなどで対応たいおうする

1 正面しょうめんで向むき合あって話はなしかける。

【○】選択肢せんたくしの通とおりです。Cさんの場合ばあい、静しずかな場所ばしょでは聞きき取とることができるということですが、聞きき取とりをフォローするためにも、口くちの動うごき、表情ひょうじょう、ジェスチャーなど非言語的ひげんごてきチャネルで補おぎなうことは適切てきせつです。また、話はなしを聞きき取とれているか、相手あいての表情ひょうじょうも確認かくにんしながらかかわるといいでしょう。

2 高音域こうおんいきの声こえを使つかって話はなしかける。

【×】老人性難聴ろうじんせいなんちょうは、高音域から聞こえにくくなるため、適切ではありません。

3 耳元みみもとで,できるだけ大おおきな声こえで話はなしかける。

【×】老人性難聴ろうじんせいなんちょうは、音おとが壊こわれたように聞きこえるため、大おおきな音おとはうるさく感かんじます。適切てきせつではありません。

4 手話しゅわで会話かいわをする。

【×】Cさんは補聴器ほちょうきを使用しようしており、静しずかな場所ばしょであれば話はなしを聞きき取とれると記載きさいがあること、また手話しゅわで会話かいわをするとの記載きさいがないことから適切てきせつではありません。

5 からだに触ふれてから話はなしかける。

【×】難聴なんちょうの人ひととのかかわるときは、話はなし始はじめることに気きづいてもらってから話はなし始はじめるのが効果的こうかてきです。しかし、必かならずしも「からだに触ふれてから」話はなしかけるものではありません。

#老人性難聴ろうじんせいなんちょう #難聴なんちょう #聴覚障害ちょうかくしょうがい