解答と解説
居宅サービス計画と訪問介護計画の関係に関する問題です。
似たような名前の書類がいくつかありますので、関係性を整理しながら覚えましょう。
介護保険制度では、介護支援専門員(ケアマネジャー)などがケアプランを作成します。
そのケアプランをもとに、実際に介護サービスを提供する事業所において、目標を達成するための具体的計画=介護計画(個別サービス計画)を作成します。
居宅サービス計画とは、居宅における「要介護者」に対するケアプランのことをいいます。
訪問介護計画とは、訪問介護サービスを提供する事業所が、サービスの具体的な目標や内容、計画を作成します。
1 訪問介護計画を根拠に,居宅サービス計画を作成する。
2 居宅サービス計画の目標が変更されても,訪問介護計画は見直しをせず継続する。
【×】誤りです。訪問介護計画は、居宅介護サービスをもとに作るものなので、見直します。
3 居宅サービス計画と同じ内容を,訪問介護計画に転記する。
【×】誤りです。訪問介護計画は、居宅介護サービスから具体的なサービスを作成するものです。そのまま書き写す(転記する)ものではありません。
4 居宅サービス計画の方針に沿って,訪問介護計画を作成する。
5 訪問介護計画の終了後に,居宅サービス計画を作成する。
【×】誤りです。訪問介護計画は、居宅介護サービスをもとに作ります。
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