個別問題

【第35回試験】問題28(こころとからだのしくみ)

こころとからだのしくみ

問題もんだい28

高齢者こうれいしゃ睡眠薬すいみんやく使用しようかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 依存性いぞんせいしょうじにくい。
2 翌朝よくあさまで作用さようおこることがある。
3 食事後しょくじごすぐの服用ふくようのぞましい。
4 アルコールと一緒いっしょんでも効果こうかわらない。
5 転倒てんとう原因げんいんにはならない。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい28(解説かいせつ

くすり使用しよう服用ふくようかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

高齢者こうれいしゃ複数ふくすうくすり併用へいようすることがおおいので、介護福祉職かいごふくししょくとして変化へんかなどを注意ちゅういしながら観察かんさつしましょう。

1 依存性いぞんせいしょうじにくい。

【×】睡眠薬すいみんやくには、身体依存しんたいいぞん精神依存せいしんいぞん耐性たいせいの3つの要素ようそがありますので、しょうじにくいということはありません。

2 翌朝よくあさまで作用さようおこことがある

【○】高齢者こうれいしゃ場合ばあいは、くすり作用さようながのこ場合ばあいがあります。介護福祉職かいごふくししょくとしてをつけるポイントです。

3 食事後しょくじごすぐの服用ふくようのぞましい。

【×】睡眠薬すいみんやくかぎらず、くすり服用ふくようかんしては、医師いし指示しじされた服用時間ふくようじかんをしっかりまもるようにしましょう。

4 アルコールと一緒いっしょんでも効果こうかわらない。

【×】アルコールでくすりむと、くすり作用さようつよくなったり、よわくなったり、予期よきしなかった副作用ふくさよう場合ばあいがあります。アルコールと一緒いっしょむことはけましょう。

5 転倒てんとう原因げんいんにはならない。

【×】睡眠薬すいみんやくは、ねむくさせるくすりのためふらつきや転倒てんとうしやすくなります。高齢者こうれいしゃ場合ばあい夜中よなかにトイレにきたときなど、転倒てんとうしてしまうケースがありますので、注意ちゅうい必要ひつようです。

選択肢せんたくし2の「~ことがある」は、「いつもではないがときどき~する/たまに~する」という意味いみです。
かならず」「いつも」とちがい、はっきりとした表現ひょうげんではないため、選択肢せんたくし使つかわれるときは「○」になることがおお表現ひょうげんです。

【試験に出る文法】~ことがある 国家試験こっかしけんの問題もんだいを解とくために必要ひつような文法ぶんぽうをしっかりおさえましょう。 文法解説ぶんぽうかいせつ:...

#くすり #睡眠薬すいみんやく #服用ふくよう