社会の理解
問題14
「障害者総合支援法」の居宅介護を利用したときの利用者負担の考え方として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 利用したサービスの種類や量に応じて負担する。
2 利用者の負担能力に応じて負担する。
3 利用したサービス費用の一定の割合を負担する。
4 利用したサービス費用の全額を負担する。
5 利用者は負担しない。
(注)「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題14(解説)
利用者負担の考え方に関する問題です。
答えは、「2」です。
制度により利用者負担(自己負担)の考え方が違いますので、しっかり覚えましょう。
障害者サービスの利用者負担(自己負担)は、所得に応じて4区分の負担上限月額が設定されます。
これを「応能負担」と言います。
ひと月に利用したサービスの量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
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生活保護 | 生活保護世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税非課税世帯(所得割16万円未満) | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
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