介護福祉士国家試験の
問題文や
選択肢には、
「申し出を
踏まえた」
「満足度を
踏まえて」など、
「踏まえる」という
表現が
使われることがあります。
「踏まえる」の
意味がわからないと、
何をもとにして、
次の
判断や
行動をするのか
を正しく
読み
取りにくくなります。
✓
この記事で
確認すること
「踏まえる」の
意味と、
実際の
過去問で
「~を踏まえた」
「~を踏まえて」が
どのように使われているか
を確認します。
1.「踏まえる」とは?
「踏まえる」とは、
ある情報や
状況を
考えて、
それをもとにする
という意味です。
ただ「考える」だけではありません。
考えた
情報をもとにして、
次の
判断や
行動につなげる
ところがポイントです。
「踏まえる」の
意味
踏まえる
↓
よく考えて、
それをもとにする
たとえば
本人の
希望を
踏まえて
支援する
1
本人の
希望を
確認する
2
その希望を
考えて、
支援の
内容を
決める
→ 本人の
希望を
考えて、
それをもとに
支援する
試験でよく
使われる
形
~を踏まえる
~を踏まえた○○
~を踏まえて○○する
~を踏まえ、○○する
「踏まえる」が
出たら、
「何を
踏まえるのか」
と、
「それをもとに
何をするのか」
の両方を
確認しましょう。
2.過去問ではどう
使われる?
「踏まえる」は、
介護福祉士国家試験で、
「~を踏まえた」
「~を踏まえて」
という形で
使われています。
「何を
踏まえるのか」と、
それをもとに
何をするのか
を確認しながら
読んでみましょう。
第35回
問題11
実際の
文章
次の
記述のうち、
Fさんの申し
出を
踏まえた
合理的配慮として、
最も
適切なものを
1つ選びなさい。
言葉を
分けて
読んでみよう
申し出
→ 自分の
希望や
必要なことを
伝えること
~を踏まえた
→ ~を考えて、
それをもとにした
「Fさんの申し
出を
踏まえた
合理的配慮」とは、
Fさんが伝えたことを
考えて、
それをもとにした
合理的配慮
という意味です。
このように、
「Aを踏まえたB」
は、
「Aを考えて、
それをもとにしたB」と
読むことができます。
第36回
問題67
実際の
文章
個別性や
多様性を
踏まえた
介護に
関する
次の
記述のうち、
最も
適切なものを
1つ選びなさい。
この文の
「踏まえた」は?
個別性や
多様性を
踏まえた
介護
↓
一人ひとりの
違いを
考えて、
それをもとにする介護
「個別性や
多様性」は、
人によって
生活や
考え方、
習慣などが
違うことです。
つまり、この問題では、
一人ひとりの
違いを
考えた
介護
について問われています。
「踏まえた」の
意味がわかると、
問題全体で
何を
考えて
選択肢を
選べばよいかが
わかりやすくなります。
第36回
問題107 ・
選択肢4
実際の
文章
利用者の
満足度を
踏まえて
評価する。
「何を
踏まえて、
何をする?」
何を
踏まえる?
→ 利用者の
満足度
それをもとに何をする?
→ 評価する
「利用者の
満足度を
踏まえて
評価する」とは、
利用者が
どのくらい満足しているかを
考えて、
それをもとに評価する
という意味です。
ここでは、
「踏まえた」ではなく
「踏まえて」
という形が
使われています。
形が
変わっても、
意味の
中心は
同じです。
過去問から
わかること
Aを踏まえたB
→ Aを考えて、
それをもとにしたB
Aを踏まえてBする
→ Aを考えて、
それをもとにBする
「踏まえる」が
出たら、
「何を
踏まえる?」
→
「それをもとに
何をする?」
の順番で
確認する
3.問題を
解くときのポイント
問題文や
選択肢に
「踏まえる」が
出たら、
まず
「考えて、
それをもとにする」
と読み換えましょう。
💡 「踏まえる」の
基本
踏まえる
↓
考えて、
それをもとにする
そして、
「何を
踏まえるのか」
だけでなく、
「それをもとに
何をするのか」
まで確認します。
2つのポイントを
確認しよう
1
何を
踏まえる?
→ もとにする
情報や
状況を
確認する
2
それをもとに
何をする?
→ 判断・
支援・
評価などを
確認する
たとえば
利用者の
満足度を
踏まえて
評価する
何を
踏まえる?
→ 利用者の
満足度
それをもとに
何をする?
→ 評価する
「踏まえた」と
「踏まえて」の
読み方
Aを踏まえたB
→ Aを考えて、
それをもとにしたB
Aを踏まえてBする
→ Aを考えて、
それをもとにBする
問題ではここをチェック
「踏まえる」が
出たら、
「何を
踏まえる?」
→
「それをもとに
何をする?」
の順番で
読みましょう。
4.まとめ
「踏まえる」とは、
ある情報や
状況を
考えて、
それをもとにする
という意味です。
覚えておこう
踏まえる
↓
考えて、
それをもとにする
形が
変わっても
意味は
同じ
Aを踏まえたB
→ Aを考えて、
それをもとにしたB
Aを踏まえてBする
→ Aを考えて、
それをもとにBする
試験では
まず、
「何を
踏まえるのか」
を確認する
次に、
「それをもとに
何をするのか」
を確認する
「何を
踏まえる?」
↓
「それをもとに
何をする?」
の順番で
読みましょう。