「~てほしい」は、 ほかの ひとに 「~してもらいたい」と 希望きぼうするときに 使つか文法ぶんぽうです。

このページでは、 「~てほしい」の 意味いみ使つかかたを、 やさしい 日本語にほんご例文れいぶん説明せつめいします。 「~たい」 「~てもらいたい」 「~させてほしい」との ちがいや、 「~ないでほしい」 「~てほしくない」の 使つかかた介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんでの 使つかわれ かたかた確認かくにんします。

1.「~てほしい」の 意味いみ

「~てほしい」は、 ほかの ひとに 「~してもらいたい」と 希望きぼうするときに 使つか文法ぶんぽうです。

自分じぶんなにかをしたいのではなく、 ほかの ひとなにかをしてもらいたい ときに 「~てほしい」 使つかいます。
「~てほしい」の 基本きほん意味いみ
~てほしい

ほかの ひとに ~してもらいたい

ほかの ひとが ~することを 希望きぼうする
例文れいぶん確認かくにんしよう
わたしは、 Aさんに てほしい です。
やさしい 日本語にほんご わたしは、 Aさんに てもらいたいです。

ひとAさんです。
「~てほしい」は 3つにけて かんがえよう
わたしは、 Aさんに てほしい です。
だれ希望きぼうしている? わたし
だれにしてほしい? → Aさん
なにをしてほしい? ること
もう ひと確認かくにんしよう
家族かぞくはなしてほしい です。
やさしい 日本語にほんご 家族かぞくはなしいてもらいたいです。

はなしひと 家族かぞく です。
「~たい」と 「~てほしい」を 簡単かんたんくらべよう
~たい わたしいえ かえりたい です。

自分じぶん かえります。
~てほしい わたし家族かぞくてほしい です。

家族かぞく ます。

「~たい」 = 自分じぶんがしたい

「~てほしい」 = ほかの ひとにしてもらいたい

介護かいご文章ぶんしょうでは 「だれ希望きぼうか」を 確認かくにんしよう
本人ほんにんは、 家族かぞくてほしいはなしました。

希望きぼうしている ひと 本人ほんにん
ひと 家族かぞく
家族かぞくは、 本人ほんにんあるてほしいかんがえています。

希望きぼうしている ひと 家族かぞく
あるひと 本人ほんにん
💡 「~てほしい」 = 実際じっさいに そうなる、という 意味いみではありません
れい

家族かぞくは、 本人ほんにんあるてほしいかんがえています。

このぶんから かるのは、 家族かぞくが 「本人ほんにんあるいてもらいたい」 と希望きぼうしていること です。

本人ほんにんあるきたいと おもっているとは かぎりません。

また、 実際じっさい本人ほんにんあるくかどうかも、 このぶんだけでは かりません。
「~てほしい」を たら

だれ希望きぼうしている?

だれにしてほしい?

なにをしてほしい?

の3つを 確認かくにんしましょう。

「~てほしい」 「ほかの ひとに ~してもらいたい」 おぼえると かりやすいです。

2.ぶんかたちおぼえよう

「~てほしい」は、 動詞どうしの てけいあとに 「ほしい」をつけて 使つかいます。

基本きほんかたちは、

ひと + に + 動詞どうしの てけい ほしい

です。
「~てほしい」の 基本きほんかたち
ひと + に + 動詞どうしの てけい ほしい
家族かぞくてほしい です。
介護福祉職かいごふくししょくはなしてほしい です。
動詞どうしを てけいにしよう




てほしい
はな

はなして

はなてほしい


いて

てほしい
手伝てつだ

手伝てつだって

手伝てつだてほしい
ぶんかたち確認かくにんしよう
わたし家族かぞくてほしい です。

だれに? → 家族かぞく

なにをする? →

ぶんかたちは、

家族かぞく + に + て + ほしい

となります。

「~しないでほしい」と いたいとき

相手あいてに 「~しないでもらいたい」と 希望きぼうするときは、 「~ないでほしい」を 使つかいます。

動詞どうしの ないけい + で + ほしい
一人ひとりあるないでほしい です。
はなし途中とちゅうないでほしい です。
文章ぶんしょうでは このような かたちも よく使つかいます
~てほしい + と おも

れい
家族かぞくは、 本人ほんにんあるてほしいおもっています。
~てほしい + と はな

れい
Aさんは、 家族かぞくてほしいはなしました。
~てほしい + と 希望きぼうする

れい
家族かぞくは、 本人ほんにん自分じぶん食事しょくじを してほしい希望きぼうしています。
だれに」が かれていないこともあります

会話かいわ文章ぶんしょうながれから かるときは、 「だれに」の 部分ぶぶん省略しょうりゃくされることがあります。

Aさん:

「もう すこし ゆっくり はなてほしい です。」

このぶんには、 「だれに」が かれていません。

しかし、 Aさんが 介護福祉職かいごふくししょくはなしている 場面ばめんなら、 介護福祉職かいごふくししょくに ゆっくり はなしてもらいたい という意味いみだと かります。

💡 「に」の まえひと行動こうどうする
れい

家族かぞくは、 本人ほんにんあるてほしいおもっています。

本人ほんにんに」 とあるので、 あるひと 本人ほんにん です。

希望きぼうしている ひと 家族かぞく です。

希望きぼうする ひと」と 「行動こうどうする ひと」は おなじとは かぎりません。
ぶんかたち確認かくにんしよう
わたし家族かぞくる___です。
こたえ: てほしい

る」を てけいの 「て」にして、 「ほしい」をつけます。
一人ひとりそとく___です。
こたえの れい ないでほしい

く」を ないけいの 「かない」にして、 「でほしい」をつけます。
ぶんかたち整理せいりしよう

ひと + に + 動詞どうしの てけい ほしい

れい
家族かぞくてほしい

「~しないでもらいたい」ときは、

動詞どうしの ないけい + で + ほしい

れい
一人ひとりあるないでほしい

試験しけんでは、 だれに」 + 「なにをしてほしい」 かたち確認かくにんしましょう。

3.「だれが、 だれに、 なにをしてほしい?」を 確認かくにんしよう

「~てほしい」の ぶんむときは、 希望きぼうしている ひとと、 実際じっさい行動こうどうする ひとけて かんがえることが 大切たいせつです。

「~てほしい」を たら、 だれが?」 「だれに?」 「なにを?」 の3つを 確認かくにんしましょう。
「~てほしい」を 3つにけて かんがえよう
だれ希望きぼうしている? → 「~してほしい」と おもっている ひと
だれにしてほしい? 実際じっさい行動こうどうする ひと
なにをしてほしい? → その ひとにしてもらいたい 行動こうどう
れいだれ希望きぼうしている?
本人ほんにんは、 家族かぞくてほしいはなしました。
だれ希望きぼうしている? 本人ほんにん
だれにしてほしい? 家族かぞく
なにをしてほしい? ること
ひと関係かんけい整理せいりしよう
本人ほんにん
てほしい」 と希望きぼうする 家族かぞく希望きぼうする 家族かぞく
れい希望きぼうする ひと行動こうどうする ひとちが
家族かぞくは、 本人ほんにん自分じぶん食事しょくじを してほしいかんがえています。
だれ希望きぼうしている? 家族かぞく
だれにしてほしい? 本人ほんにん
なにをしてほしい? 自分じぶん食事しょくじをすること

このぶんでは、 希望きぼうしているのは 家族かぞく ですが、 実際じっさい食事しょくじをするのは 本人ほんにん です。

介護かいご事例問題じれいもんだいでは とく注意ちゅういしよう

介護かいご事例じれいでは、 本人ほんにん家族かぞく介護福祉職かいごふくししょくなど、 いろいろな ひと希望きぼうかれます。

本人ほんにんは、 家族かぞくに もっと はなてほしいかんがえています。

希望きぼう 本人ほんにん
はなす: 家族かぞく
家族かぞくは、 本人ほんにん施設しせつ生活せいかつてほしいかんがえています。

希望きぼう 家族かぞく
施設しせつ生活せいかつする: 本人ほんにん
だれに」が 省略しょうりゃくされることもある

「~てほしい」の ぶんでは、 だれにしてほしいのかが 前後ぜんご文章ぶんしょうから かるとき、 「~に」が かれないことがあります。

Aさんは 介護福祉職かいごふくししょくいました。

「もう すこし ゆっくり はなてほしい です。」

だれはなてほしい」 とは かれていません。

しかし、 まえぶんに 「Aさんは 介護福祉職かいごふくししょくいました」 とあるので、 介護福祉職かいごふくししょくに ゆっくり はなしてもらいたい かります。

💡 家族かぞく希望きぼう本人ほんにん希望きぼうおなじとは かぎりません
れい

家族かぞくは、 本人ほんにん施設しせつ生活せいかつてほしいかんがえています。

このぶんかるのは、 家族かぞくが そう希望きぼうしている ということです。

本人ほんにん施設しせつ生活せいかつしたいと 希望きぼうしているとは かぎりません。

試験しけんでは、 「これは だれ希望きぼう?」 確認かくにんすることが 大切たいせつです。
だれが・ だれに・ なにを」を 確認かくにんしよう
母親ははおやは、 Aさんに くすりわすれずに でほしいおもっています。
だれ希望きぼうしている?
母親ははおや

だれにしてほしい?
→ Aさん

なにをしてほしい?
くすりわすれずに むこと
② Aさんは、 家族かぞく自分じぶんはなしてほしいはなしました。
だれ希望きぼうしている?
→ Aさん

だれにしてほしい?
家族かぞく

なにをしてほしい?
→ Aさんの はなしくこと
「~てほしい」を むときの 3つのポイント

だれ希望きぼうしている?

だれにしてほしい?

なにをしてほしい?

この3つを けて かんがえましょう。

とく介護かいご事例問題じれいもんだいでは、 本人ほんにん希望きぼうなのか、 家族かぞく希望きぼうなのか ぜないことが 大切たいせつです。

4.どんなときに 使つかう?

「~てほしい」は、 ほかの ひとなにかをしてもらいたいときや、 ある 状態じょうたいになってもらいたいときなどに 使つかいます。

「~てほしい」 は、 相手あいて行動こうどう状態じょうたいについて、 「こうなってもらいたい」 という 希望きぼうあらわします。
ほかの ひとなにかをしてもらいたいとき

相手あいてなにかをしてもらいたいという 希望きぼうあらわします。

わたしは、 家族かぞくてほしい です。
やさしい 日本語にほんご わたしは、 家族かぞくてもらいたいです。
だれ希望きぼうしている? わたし
だれにしてほしい? 家族かぞく
なにをしてほしい? ること
自分じぶん気持きもちや かんがえを 相手あいてつたえるとき
Aさんは、 家族かぞく自分じぶんはなしてほしいはなしました。
やさしい 日本語にほんご → Aさんは、 家族かぞく自分じぶんはなしいてもらいたいと おもっています。

「~てほしい」は、 相手あいて直接ちょくせつ うだけでなく、

~てほしいと おも
~てほしいと はな
~てほしいと 希望きぼうする

のように、 ひと希望きぼう説明せつめいする 文章ぶんしょうでも 使つかわれます。

行動こうどうだけでなく、 状態じょうたいについて 希望きぼうするとき

「~てほしい」は、 なにかをする 行動こうどうだけでなく、 「この 状態じょうたいでいてもらいたい」 「このようになってもらいたい」 という 希望きぼうにも 使つかいます。

家族かぞくには、 いつまでも 元気げんきで いてほしい です。

家族かぞく元気げんき状態じょうたいでいることを 希望きぼうしています。
Aさんには、 はや元気げんきになってほしい です。

→ Aさんが 元気げんきになることを 希望きぼうしています。
④ 「~しないでもらいたい」と 希望きぼうするとき

相手あいてなにかを しないでもらいたいときは、 「~ないでほしい」を 使つかいます。

一人ひとりそとないでほしい です。

一人ひとりそとかないでもらいたいです。
わたしはなし途中とちゅうないでほしい です。

はなし最後さいごまで いてもらいたいという 気持きもちがあります。
介護かいご事例じれいでは どのように 使つかわれる?

介護かいご事例じれいでは、 本人ほんにん家族かぞく希望きぼう説明せつめいするときに 「~てほしい」が 使つかわれることがあります。

本人ほんにんは、 家族かぞくに もっと いに てほしいはなしました。

希望きぼうしている ひと 本人ほんにん
ひと 家族かぞく
家族かぞくは、 本人ほんにん施設しせつ生活せいかつてほしいかんがえています。

希望きぼうしている ひと 家族かぞく
施設しせつ生活せいかつする ひと 本人ほんにん
💡 「~てほしい」は 希望きぼうあらわ言葉ことば
家族かぞくは、 本人ほんにん施設しせつ生活せいかつてほしいかんがえています。

この ぶんから かるのは、 家族かぞくが 「本人ほんにん施設しせつ生活せいかつしてもらいたい」 と 希望きぼうしていること です。

本人ほんにんおな希望きぼうっているとは かぎりません。
「~てほしい」を たら 確認かくにんしよう
だれ希望きぼうしている?
だれにしてほしい?
なにをしてほしい?
行動こうどうしてほしい? それとも 状態じょうたいについての 希望きぼう
どのような 希望きぼうかんがえよう
母親ははおやは、 Aさんに くすりわすれずに でほしいおもっています。
母親ははおやは、 Aさんが くすりわすれずに むことを 希望きぼうしています。

行動こうどうについての 希望きぼう です。
家族かぞくには、 いつまでも 元気げんきで いてほしい です。
家族かぞく元気げんき状態じょうたいでいることを 希望きぼうしています。

状態じょうたいについての 希望きぼう です。
③ Aさんは、 自分じぶんはなし途中とちゅうないでほしいはなしました。
→ Aさんは、 自分じぶんはなし途中とちゅうめないでもらいたいと 希望きぼうしています。

「~しないでもらいたい」という 希望きぼう です。
「~てほしい」は、 こんなときに 使つかいます

① ほかの ひとなにかを してもらいたい とき

自分じぶんだれかの 希望きぼうつたえる とき

③ 「元気げんきでいてほしい」 など、 状態じょうたいについて 希望きぼうする とき

「~ないでほしい」 かたちで、 「~しないでもらいたい」 希望きぼうするとき

試験しけんでは、 「これは だれ希望きぼうなのか」 確認かくにんすることが 大切たいせつです。

5.「~ないでほしい」と 「~てほしくない」は なにちがう?

「~ないでほしい」と 「~てほしくない」は、 どちらも 相手あいてに 「~しないでもらいたい」という 気持きもちを あらわすことができます。

二つの 表現ひょうげん 意味いみが とてもちか です。

こまかい ちがいを おぼえるより、 まずは 「~ないでほしい」 「~てほしくない」 ぶんかたち意味いみ確認かくにんしましょう。
二つの 意味いみくらべよう
~ないでほしい
相手あいてに 「~しないでもらいたい」と 希望きぼうします。
→ ~しないでもらいたい
~てほしくない
「~してほしい」という 希望きぼう否定ひていします。
→ ~することを のぞんでいない
ぶんかたち確認かくにんしよう
動詞どうしの ないけい + で + ほしい ~ないでほしい

れい
一人ひとりないでほしい
動詞どうしの てけい + ほしくない ~てほしくない

れい
一人ひとりてほしくない
① 「~ないでほしい」 = ~しないでもらいたい
一人ひとりそとないでほしい です。
やさしい 日本語にほんご 一人ひとりそとかないでもらいたいです。

→ 「一人ひとりかないこと」を 希望きぼうしています。
② 「~てほしくない」 = ~することを のぞんでいない
一人ひとりそとてほしくない です。
やさしい 日本語にほんご 一人ひとりそとくことを のぞんでいません。

→ 「一人ひとりってほしい」 とは おもっていません。
おな場面ばめんくらべてみよう
大切たいせつもの勝手かって使つかないでほしい です。

勝手かって使つかわないでもらいたいです。
大切たいせつもの勝手かって使つかてほしくない です。

勝手かって使つかうことを のぞんでいません。

二つの ぶんは、 どちらも 勝手かって使つかわないでもらいたい」 という 気持きもちを あらわしています。

実際じっさい意味いみは とてもちかいです。

介護かいご文章ぶんしょうでも 意味いみ確認かくにんしよう
家族かぞくは、 Aさんに 一人ひとり外出がいしゅつないでほしいかんがえています。

家族かぞくは、 Aさんが 一人ひとり外出がいしゅつしないことを 希望きぼうしています。
家族かぞくは、 Aさんに 一人ひとり外出がいしゅつてほしくないかんがえています。

家族かぞくは、 Aさんが 一人ひとり外出がいしゅつすることを のぞんでいません。

どちらも、 家族かぞくが 「Aさんに 一人ひとり外出がいしゅつしてもらいたくない」 かんがえていることを あらわしています。

💡 二つの ちがいを かんがえすぎない
「~ないでほしい」 「~てほしくない」 は、 ぶんつくかたちがいますが、 実際じっさいには 意味いみが とてもちかくなることがあります。

「~ないでほしいは つよい」 「~てほしくないは よわい」 のように、 簡単かんたんめることはできません。

試験しけんでは、 「その ひとなにを してもらいたくないのか」 ただしく むことを 優先ゆうせんしましょう。
つけたら こうかんがえよう
ないでほしい

→ 「かないでもらいたい」
てほしくない

→ 「くことを のぞんでいない」
どちらの ぶんでも、

だれ希望きぼうしている?
だれにしてほしくない?
なにを してほしくない?

確認かくにんしましょう。
意味いみ確認かくにんしよう
母親ははおやは、 Aさんに 一人ひとりかけないでほしいおもっています。
どんな 希望きぼう

母親ははおやは、 Aさんに 一人ひとりかけないでもらいたいと おもっています。
② Aさんは、 自分じぶんもの家族かぞく勝手かっててほしくないはなしました。
どんな 希望きぼう

→ Aさんは、 家族かぞく自分じぶんもの勝手かっててることを のぞんでいません。
二つの 表現ひょうげん整理せいりしよう

~ないでほしい
→ ~しないでもらいたい

~てほしくない
→ ~することを のぞんでいない

二つは ぶんかたちちがいますが、 意味いみは とてもちか です。

試験しけんでは こまかい ちがいよりも、

だれが、 だれに、 なにを してほしくないのか」

確認かくにんしましょう。

6.「~てほしい」と 「~たい・ほしい」は なにちがう?

「~てほしい」「~たい」「ほしい」は、 どれも 希望きぼう気持きもちを あらわ表現ひょうげんです。

大切たいせつなのは、 だれなにをしたいのか」 「なにがほしいのか」 「だれなにをしてもらいたいのか」 けて かんがえることです。
まずは3つを くらべよう
~たい
自分じぶんなにかをしたい
行動こうどうするのは 自分じぶん
ほしい
ものなどを れたい
なにがほしい? かんがえる
~てほしい
ほかの ひとなにかをしてもらいたい
行動こうどうするのは ほかの ひと
「~たい」 = 自分じぶんなにかをしたい

「~たい」は、 自分じぶんなにかをしたいという 気持きもちを あらわします。

わたしいえ かえりたい です。
やさしい 日本語にほんご いえかえひと わたし です。

わたしかえることを 希望きぼうしています。
ぶんかたち 動詞どうしの ますけいから 「ます」を る + たい

れい
かえります → かえりたい
「ほしい」 = ものなどがほしい

「ほしい」は、 ものなどを れたいときに 使つかいます。

わたしあたらしい くつ ほしい です。
やさしい 日本語にほんご わたしあたらしい くつれたいです。

→ 「なにをする?」 ではなく、 なにがほしい?」 かんがえます。
ぶんかたち 名詞めいし + が + ほしい

れい
あたらしい くつがほしい
「~てほしい」 = ほかの ひとに ~してもらいたい

「~てほしい」は、 ほかの ひとなにかをしてもらいたいときに 使つかいます。

わたしは、 家族かぞくてほしい です。
やさしい 日本語にほんご わたしは、 家族かぞくてもらいたいです。

ひと 家族かぞく です。
ぶんかたち ひと + に + 動詞どうしの てけい + ほしい

れい
家族かぞくてほしい
おな場面ばめんくらべてみよう
わたし病院びょういんきたいです。

病院びょういんひと わたし
~たい
わたしくるまがほしいです。

わたしれたい もの くるま
ほしい
わたしは、 家族かぞく病院びょういんまで おくてほしい です。

おくひと 家族かぞく
~てほしい
まよったら、 「だれが?」 「なにが?」を 確認かくにんしよう
~たい

だれ行動こうどうしたい?
れい
わたしかえりたい。
わたしかえ
ほしい

なにがほしい?
れい
みずがほしい。
→ ほしいものは みず
~てほしい

だれ行動こうどうしてもらいたい?
れい
家族かぞくてほしい
家族かぞく
介護かいご文章ぶんしょうでは とく注意ちゅういしよう
本人ほんにんは、 自分じぶん食事しょくじをしたいと はなしています。

→ 「~たい」
食事しょくじをする ひと 本人ほんにん
希望きぼうしている ひと 本人ほんにん
家族かぞくは、 本人ほんにん自分じぶん食事しょくじを してほしいかんがえています。

「~てほしい」
食事しょくじをする ひと 本人ほんにん
希望きぼうしている ひと 家族かぞく

この二つは、 食事しょくじをする ひとおな本人ほんにんですが、

本人ほんにんがしたい」のか、 「家族かぞく本人ほんにんにしてもらいたい」のか ちがいます。

💡 「~たい」と「~てほしい」を ぜない
本人ほんにん自宅じたくかえりたい。

本人ほんにん希望きぼうです。

家族かぞく本人ほんにん施設しせつ生活せいかつてほしい

家族かぞく希望きぼうです。

介護かいご事例問題じれいもんだいでは、 本人ほんにん希望きぼう家族かぞく希望きぼうけて ことが 大切たいせつです。
「~たい・ほしい・~てほしい」を 見分みわけよう
① Aさんは 自宅じたくかえりたいと はなしています。
どの 表現ひょうげん

→ 「~たい」

かえるのは Aさんです。
希望きぼうしているのも Aさんです。
② Aさんは あたらしい つえがほしいと はなしました。
どの 表現ひょうげん

→ 「ほしい」

なにがほしい?
あたらしい つえ
③ Aさんは、 家族かぞくに もっと いに てほしいはなしました。
どの 表現ひょうげん

「~てほしい」

希望きぼうしている ひとAさん
ひと 家族かぞく
3つの 表現ひょうげん整理せいりしよう

~たい
自分じぶんが ~したい

ほしい
ものなどがほしい

~てほしい
ほかの ひとに ~してもらいたい

試験しけんでは、

だれがしたい?」
なにがほしい?」
だれにしてほしい?」


けて かんがえましょう。

8.試験しけんでは どう使つかわれる?

介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんでは、 「~てほしい」が、 本人ほんにん家族かぞくなどの 希望きぼうあらわ言葉ことばとして 使つかわれています。

試験しけん 「~てほしい」 つけたら、

だれ希望きぼうしている?
だれにしてほしい?
なにをしてほしい?


確認かくにんしましょう。

ただし、 だれに」が かれていない ぶんもあります。
そのときは、 無理むり行動こうどうする ひとめず、 前後ぜんご文章ぶんしょうから 意味いみかんがえます。
だい38かい問題もんだい2)
本人ほんにんつま希望きぼうけて
会議かいぎのあと、 つま訪問介護員ほうもんかいごいん (ホームヘルパー)に、 「おっとにはなかなか えないのですが、 一日いちにちでも なが一緒いっしょにいたいので、 わたし人工呼吸器じんこうこきゅうきを つけてほしいおもっています」と 気持きもちを つたえた。
このぶんを どうむ?
だれ希望きぼうしている? つま
だれについての 希望きぼう おっと (Aさん)
③ どんな 希望きぼう Aさんが 人工呼吸器じんこうこきゅうきを つけること
💡 「だれに」は かれていない この ぶんには、

「○○に 人工呼吸器じんこうこきゅうきを つけてほしい」

とは かれていません。

そのため、 「だれにしてほしい?」 のこたえを Aさんと かんがえて、

「Aさんが 人工呼吸器じんこうこきゅうきを つける 行動こうどうをする」

必要ひつようはありません。

このぶんでは、 つまが、 Aさんについて 「人工呼吸器じんこうこきゅうきを つけてほしい」と 希望きぼうしている みます。
問題全体もんだいぜんたいから 二人ふたり希望きぼうくらべよう
Aさん 本人ほんにん

人工呼吸器じんこうこきゅうきを つけずに、 最期さいごまで 自宅じたく生活せいかつしたい
つま

→ Aさんと 一日いちにちでも なが一緒いっしょにいたい
→ Aさんに 人工呼吸器じんこうこきゅうきを つけてほしい
試験しけんでのポイント Aさん 本人ほんにんつまでは、 人工呼吸器じんこうこきゅうきについての 希望きぼうちがいます。

このような 事例問題じれいもんだいでは、 本人ほんにんは どうしたい?」
家族かぞくは どうしてほしい?」


けて むことが 大切たいせつです。
だい38かい問題もんだい32・ 選択肢せんたくし3)
だれなにをしてほしいか」を
Aさんにも かるように、 はな相手あいて名前なまえんでから はなしかけてほしい
このぶんを どうむ?
だれ依頼いらいしている? B介護福祉職かいごふくししょく
だれにしてほしい? おなじテーブルの 利用者りようしゃ
なにをしてほしい? はな相手あいて名前なまえんでから はなしかけること
ポイント この 問題もんだいでは、 B介護福祉職かいごふくししょくおなじテーブルの 利用者りようしゃ協力きょうりょく依頼いらいしています。

はなしかけてほしい」 の 行動こうどうをするのは、 Aさんではなく、 おなじテーブルの 利用者りようしゃ です。
だい37かい問題もんだい63)
だれに」が かれていない 「~てほしい」を
経管栄養中けいかんえいようちゅう介護福祉士かいごふくしし訪室ほうしつすると、 チューブを さわりながら、 「自分じぶんくちから べたいから、 このチューブを てほしいくない」と うったえがあった。
このぶんを どうむ?
だれ希望きぼうしている? Aさん
② 「だれに」は かれている? かれていない
なにをしてほしい? チューブを くこと
ポイント Aさんは 介護福祉士かいごふくしし自分じぶん気持きもちを つたえています。

しかし、 「チューブを てほしい」 という ぶんなかには、 だれに」 かれていません。

まず ることは、 Aさん 本人ほんにんが 「チューブを いてもらいたい」 と 希望きぼうしている ということです。
もう一つのポイント Aさんが 「チューブを てほしい」 と 希望きぼうしていることと、

その 介護福祉士かいごふくししが チューブを ことは おなじではありません。

「~てほしい」は、 まず 本人ほんにん希望きぼうとして ります。
試験しけんでは ここを 確認かくにんしよう
① 「~てほしい」と おもっているのは だれ → まず、 希望きぼうしている ひと確認かくにんします。

本人ほんにんとは かぎりません。 家族かぞく希望きぼうかれていることもあります。
② 「だれに」は かれている? → 「だれに」が かれているときは、 だれ行動こうどうするのかを 確認かくにんします。

かれていないときは、 無理むりに 「だれがする」と めません。
なにをしてほしい? 「てほしい」 まえ内容ないよう確認かくにんします。

れい
チューブを てほしい
→ チューブを いてもらいたい
だれ希望きぼう本人ほんにん希望きぼう家族かぞく希望きぼうぜないようにします。

だい38かい問題もんだい2)のように、 本人ほんにん家族かぞく希望きぼうちがうこともあります。
💡 「~てほしい」 = ただしい 支援しえんとは かぎらない
試験しけんで 「~てほしい」と かれていても、 その 希望きぼうどおりに 介護福祉職かいごふくししょく行動こうどうすればよい、 ということではありません。

まず、 だれ希望きぼうなのか」 ただしく みます。

そのうえで、 本人ほんにん意思いし安全あんぜん自立支援じりつしえんなどを かんがえて、 適切てきせつ支援しえんかんがえます。
試験しけんで 「~てほしい」を つけたら

だれ希望きぼうしている?

だれに」は かれている?

なにをしてほしい?

本人ほんにん希望きぼう家族かぞく希望きぼう

確認かくにんしましょう。

だれに」が かれていない 場合ばあいは、 行動こうどうする ひと無理むりめない ことも 大切たいせつです。

9.試験問題しけんもんだいむときのポイント

試験問題しけんもんだいで 「~てほしい」を つけたら、 その 前後ぜんご文章ぶんしょうを よくみましょう。

「~てほしい」 むときは、 だれ希望きぼう?」 最初さいしょ確認かくにんすることが 大切たいせつです。

そのあとに、 「だれ行動こうどうする?」 「なにをする?」 とかんがえます。
試験問題しけんもんだいは この順番じゅんばんもう
「~てほしい」 つける

まず、 希望きぼうあらわしている 部分ぶぶんつけます。
だれ希望きぼうしている?

「~てほしい」と おもっているのが だれなのかを 確認かくにんします。

本人ほんにんとは かぎりません。 家族かぞく希望きぼうかもしれません。
だれにしてほしい?

実際じっさい行動こうどうする ひと確認かくにんします。
なにをしてほしい?

「てほしい」 まえにある 行動こうどう確認かくにんします。

れい
チューブを てほしい
→ チューブを くこと
その 希望きぼうどおりに 行動こうどうすればよい?

「~てほしい」は 希望きぼうあらわ言葉ことばです。

その 希望きぼうどおりに 支援しえんすることが ただしいかどうかは、 べつかんがえます。
れい本人ほんにん希望きぼう
Aさんは、 「家族かぞくに もっと いに てほしい」 と はなしました。
だれ希望きぼうしている? Aさん
だれにしてほしい? 家族かぞく
なにをしてほしい? Aさんに いに ること
れい家族かぞく希望きぼう
家族かぞくは、 Aさんに 施設しせつ生活せいかつてほしいかんがえています。
だれ希望きぼうしている? 家族かぞく
だれにしてほしい? Aさん
なにをしてほしい? 施設しせつ生活せいかつすること
💡 ここで 注意ちゅうい
このぶんから かるのは、 家族かぞく施設しせつでの 生活せいかつ希望きぼうしていること です。

Aさん 本人ほんにん施設しせつ生活せいかつしたいと 希望きぼうしているとは かぎりません。
本人ほんにん家族かぞく希望きぼうぜない
Aさんは 自宅じたくかえりたいと はなしています。

本人ほんにん希望きぼう 自宅じたくかえりたい
家族かぞくは、 Aさんに 施設しせつ生活せいかつてほしいかんがえています。

家族かぞく希望きぼう Aさんに 施設しせつ生活せいかつしてもらいたい

この場合ばあい本人ほんにん家族かぞく希望きぼうちがいます。

試験しけんでは、 「これは だれ希望きぼうか」 正確せいかくけて みましょう。

「~てほしい」と 「適切てきせつ支援しえん」は けて かんがえる
Aさんは、 「このチューブを てほしい」 と はなしました。

本人ほんにん希望きぼう チューブを いてもらいたい
しかし、

「Aさんがそう 希望きぼうしている」 ことと、

「その で チューブを くことが 適切てきせつである」 ことは おなじではありません。

介護福祉職かいごふくししょくは、 本人ほんにん希望きぼう大切たいせつにしながら、 安全あんぜん健康状態けんこうじょうたい専門職せんもんしょくとの 連携れんけいなども かんがえて 支援しえんします。

💡 「~てほしい」を ただけで こたえを めない
試験しけんでは、 「~てほしい」という 言葉ことばだけを こたえを えらぶのではなく、

だれ希望きぼう
だれ行動こうどうするのか
なにをしてほしいのか
本人ほんにんは どうかんがえているのか


前後ぜんご文章ぶんしょうから 確認かくにんしましょう。
練習れんしゅう
母親ははおやは、 Bさんに くすり毎日まいにち でほしいかんがえています。
だれ希望きぼうしている?
母親ははおや

だれにしてほしい?
→ Bさん

なにをしてほしい?
くすり毎日まいにち むこと
② Bさんは、 「家族かぞくには 心配しんぱいを かけたくない」 と はなしました。
このぶんは 「~てほしい」ではありません。

Bさん 本人ほんにんが 「心配しんぱいを かけたくない」 と おもっている という 意味いみです。

希望きぼう表現ひょうげんでも、 だれ行動こうどうするのかを 確認かくにんしましょう。
問題もんだい順番じゅんばんおぼえよう
「~てほしい」 つける
だれ希望きぼうしている?
だれにしてほしい?
なにをしてほしい?
本人ほんにん希望きぼう家族かぞく希望きぼうける
適切てきせつ支援しえんかんがえる
試験問題しけんもんだいでは、 「~てほしい」の 前後ぜんごもう

「~てほしい」 つける

だれ希望きぼうしている?

だれにしてほしい?

なにをしてほしい?

本人ほんにん家族かぞく希望きぼうぜていない?

まで 確認かくにんしてから、 問題もんだいこたえを かんがえましょう。

10.まとめ

「~てほしい」は、 介護かいご事例問題じれいもんだいでも よく使つかわれる 文法ぶんぽうです。

「~てほしい」 たら、

だれが、 だれに、 なにをしてほしい?」

かんがえることが 大切たいせつです。
「~てほしい」の 基本きほん意味いみ
~てほしい


ほかの ひとに ~してもらいたい
ぶんかたち
ひと + に + 動詞どうしの てけい ほしい
れい

家族かぞくてほしい

家族かぞくてもらいたい。
② 「だれが・ だれに・ なにを」を 確認かくにんする
家族かぞくは、 本人ほんにん自分じぶん食事しょくじを してほしいかんがえています。
だれ希望きぼうしている? 家族かぞく
だれにしてほしい? 本人ほんにん
なにをしてほしい? 自分じぶん食事しょくじをすること
③ 「~しないでもらいたい」とき
~ないでほしい

= ~しないでもらいたい
れい

一人ひとりそとないでほしい
~てほしくない

= ~することを のぞんでいない

二つの 表現ひょうげん意味いみが とてもちかいです。
④ 「~たい・ほしい・~てほしい」を 区別くべつしよう
~たい
自分じぶんが ~したい

れい
わたしいえかえりたい。
ほしい
ものなどがほしい

れい
あたらしい くつがほしい。
~てほしい
→ ほかの ひとに ~してもらいたい

れい
家族かぞくてほしい
ている 表現ひょうげん確認かくにんしよう
~てほしい
→ ほかの ひとに ~してもらいたい
~てもらいたい
→ ~してもらうことを 希望きぼうする
~ていただきたい
→ 「~てもらいたい」の より丁寧ていねい表現ひょうげん
~させてほしい
→ ~することを みとめてもらいたい
試験問題しけんもんだいは この順番じゅんばんもう
「~てほしい」 つける
だれ希望きぼうしている?
だれにしてほしい?
なにをしてほしい?
本人ほんにん希望きぼう家族かぞく希望きぼう
その 希望きぼうどおりに 支援しえんすることが 適切てきせつ
💡 「~てほしい」 = ただしい 支援しえん、 ではありません
「~てほしい」は、 だれかの 希望きぼう あらわしています。

家族かぞくが 「本人ほんにん施設しせつ生活せいかつてほしい」 と おもっていても、 本人ほんにんおなじことを 希望きぼうしているとは かぎりません。

試験しけんでは、 本人ほんにん家族かぞく希望きぼうけて ことが 大切たいせつです。
「~てほしい」を たら

~てほしい

ほかの ひとに ~してもらいたい

かんがえましょう。

そして、

だれが?」
だれに?」
なにを?」


の3つを 確認かくにんすると、 なが事例問題じれいもんだいみやすくなります。