解答と解説
問題4
指定避難所に関する問題です。
答えは、「1」です。
最近では、日本各地で災害が起きています。災害時に介護福祉職が果たす役割というものが大きくなってきているため、災害対策に関する知識も身につけておきましょう。
指定避難所
指定避難所とは、災害が起きたときに、住民が一時的に生活するための避難所で、学校や体育館、公民館などが使われます。
だれでも利用することができ、食事や水、生活に必要な支援を受けることができます。
ただし、高齢者や障害のある人など、特別な配慮が必要な人には、十分な支援ができない場合もあります。
そのため、より手厚い支援が必要な人は、福祉避難所へ移動することがあります。
国のガイドラインによって、各市町村が指定・運営しています。
ちょろた先生
「福祉避難所」との違いも確認しましょう。
1 避難所内の情報提供には,音声やピクトグラム(pictogram)も取り入れる。
【○】正しい選択肢です。ピクトグラムとは、文字が読めなくてもわかる絵のことです。避難所では、日本語がわからない人や聴覚障害のある人もいます。そのため、音声だけでなく、絵やマーク(ピクトグラム)を使うことで、誰でも理解しやすいようにします。
2 避難所内では,二次避難に備えて土足で過ごしてもらう。
【×】誤りです。避難所に指定される学校の体育館や公民館などは、くつを脱いで生活する文化があるところが多いです。土足のままだと衛生面や安全面で問題があるため、必要に応じてスリッパなどを使います。
3 食事は,被災者の平等性,公平性の観点から同じものを提供する。
【×】誤りです。すべての人に同じ食事を出すことが「公平」とは限りません。高齢者や病気の人、アレルギーのある人など個別の配慮が必要です。
4 トイレは,感染予防のために和式便器が望ましい。
【×】誤りです。和式便器は、便座に直接触れないため、感染リスクは低い面もありますが、足腰が弱い人や車いすの人には使いにくいです。洋式トイレ(座るタイプ)の方が使いやすく安全です。
5 生活範囲は,区画されたスペースに限定する。
【×】誤りです。スペースを分けることは必要ですが、「自由に動けない」ように制限しすぎるのはよくありません。要配慮者には安心して過ごせる環境と柔軟な対応が必要です。
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