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【第37回試験】問題75(コミュニケーション技術)

コミュニケーション技術ぎじゅつ

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問題もんだい75

つぎ記述きじゅつのうち,利用者りようしゃ家族かぞく意向いこうことなるとき,家族かぞくとのコミュニケーションにおいて介護福祉職かいごふくしょく留意りゅういすべきてんとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 家族かぞく支援方針しえんほうしんめてもらう。
2 家族かぞくとおして利用者りようしゃ意向いこうる。
3 家族かぞくはな機会きかいべつもうける。
4 家族かぞくにカウンセリングをおこなうことを意識いしきする。
5 家族かぞく説得せっとくする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい75

家族かぞくとのかかわりかたかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

介護福祉職かいごふくししょくは、利用者りようしゃ意思いし尊重そんちょうしながら、家族かぞくとも良好りょうこう関係かんけいたも必要ひつようがあります。

今回こんかい問題もんだいでは、家族かぞく利用者りようしゃ意向いこうことなるときに、どのような姿勢しせいかかわるかがわれています。

1 家族かぞく支援方針しえんほうしんめてもらう。

【×】あやまりです。介護かいごはあくまで利用者本人りようしゃほんにん意思いし尊重そんちょうすることが原則げんそくです。家族かぞく意見いけんくことは大切たいせつですが、支援方針しえんほうしん家族かぞくだけでめるのは適切てきせつではありません。

2 家族かぞくとおして利用者りようしゃ意向いこうる。

【×】あやまりです。利用者本人りようしゃほんにん意向いこうは、本人ほんにんから直接確認ちょくせつかくにんすることが基本きほんです。家族かぞくとおしてると、本人ほんにん意思いしただしく反映はんえいされないおそれがあります。

3 家族かぞくはな機会きかいべつもうける。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。利用者りようしゃ家族かぞく意見いけんことなるときは、家族かぞくとの個別こべつはないの機会きかいもうけけることが有効ゆうこうです。

4 家族かぞくにカウンセリングをおこなうことを意識いしきする。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。介護福祉職かいごふくししょくには専門的せんもんてきなカウンセリングの役割やくわりもとめられていません。必要ひつようであれば、専門職せんもんしょくにつなぐようにします。

5 家族かぞく説得せっとくする。

【×】あやまりです。一方的いっぽうてき家族かぞく説得せっとくすることは、対立たいりつ原因げんいんになり、信頼関係しんらいかんけい継続けいぞくむずかしくなります。利用者りようしゃ家族かぞく気持きもちにい、はないをつうじて調整ちょうせいしていくことが大切たいせつです。

#家族かぞく