解答と解説
問題34
結晶性知能に関する問題です。
答えは、「2」です。
知能とは、知識を蓄積したり、いろいろなことを判断する能力のことです。
知能とは、「結晶性知能」と「流動性知能」の2つに分けられます。
結晶性知能とは、学習や経験によって身につく能力のことです。語彙力や常識、計算力などが含まれ、年齢を重ねても比較的保たれやすい特徴があります。
流動性知能とは、新しいことを覚えたり、新しい環境に適応する能力のことです。未知の問題を解決する能力や推論力が含まれ、若い時期に高く、加齢とともに低下しやすい特徴があります。
1 感覚や運動に基づく知能である。
【×】誤りです。結晶性知能とは関連がありません。
2 過去に得た知識を活用して問題を解決する能力である。
3 40~50歳で急激に低下する。
【×】誤りです。結晶性知能は年齢を重ねても比較的保たれやすい特徴があります。
4 知識や文化の影響よりも,生理的な老化の影響を受けやすい。
【×】誤りです。結晶性知能は、老化の影響を受けにくいと言われています。
5 その場で新しい問題を解決する能力である。
【×】誤りです。流動性知能に関する記述です。