試験まで、もう残りも少なくなりました。
ここでは、試験当日までに準備しておくことをお伝えします。
受験票・筆記用具、時計など
受験票はもちろんですが、筆記用具、時計などは事前にしっかりと準備をしましょう。
机の上に出していいものは、受験票に記載されていますので、確認してください。
鉛筆については、マークシートを塗っているときに折れてしまったり、塗りにくくなってしまうこともあります。
鉛筆削りの使用はできますが、時間が限られていますので、できるだけ試験の最中に削りなおすことがないように複数本準備をしておきたいですね。
マークシートが塗りやすい鉛筆もありますので、準備をしておくといいですね。
当日、会場に時計がない場合もあります。時計は必ず自分で用意をしましょう。
スマートウォッチや辞書機能などがついている時計は使えません。
携帯の時計も見ることができません。
音の消し忘れなど心配にならないように、シンプルな時計を用意しておくといいでしょう。
正しい時間かどうか、時刻もしっかり合わせておいてくださいね。
テキストに付箋をつけよう
次に、当日試験会場に持っていくテキスト・ノートを決めましょう。
今まで使ったテキストを全部持っていくよ。
それは危険です。ちゃんと当日のスケジュールがわかっていますか?
試験時間を確認しよう
試験の申込みのときに、ふりがな付きの問題用紙の使用を申請した人は、試験時間も通常の1.5倍になります。
「EPA候補者」「EPA候補者以外の外国人の方」の試験時間は次のとおりです。
10時00分~12時30分
13時35分~16時35分
試験時間の確認と一緒にもうひとつ確認をしておきたいのが、受験票に記載されている「試験会場への入室時間」です。
午前中は、「8時30分から9時15分までの間に試験会場に入室をしてください」と記載されています。
試験は10時からなのに、そんなに早く入室しないといけないの?
9時20分から注意事項等の説明が始まるからだよ。
試験は10時からといっても、10時直前までテキストで復習できるわけではありません。
実際、自分の机に座って、テキストを見る時間は、長くても午前の場合45分です。
では、午後はどうでしょうか?
12時30分に午前の試験が終わります。そのあと、昼食をとったり、トイレに行ったりしますね。
午後の試験は、13時35分からです。
午後の部が始まる前にも、午前と同じように説明の時間が設けられています。
午後の入室時間も必ず、受験票で確認をしてください。
お昼休憩の時間は短いので、実際テキストで復習できる時間は10~20分くらいです。
限られた時間で復習できる準備をする
テキストをたくさん持って行っても、復習できる時間は限られています。
限られた時間で復習できるように、最後に確認したいところは、事前にしっかりと付箋をつけておきましょう。
何もしないままテキストを持って行っても、記憶に残るような復習はできません。
午前の部の前に確認したいところ、午後の部の前に確認したいところ。
できれば、付箋の色を変えて、すぐに確認できる準備ができると、効率的な復習ができます。
試験会場に持っていくテキストは、1冊か2冊にしましょう。
実際の試験のシミュレーションをしよう
もうひとつ、事前にできる準備は、実際の試験のシミュレーションです。
1問を解くのに、何分くらいかかりますか?
見直しの時間はどのくらい必要ですか?
当日、慌てないためにも、おおまかに試験時間を計算しておくことが大切です。
自分の中でルールを作り、「何時までに何問まで解く」といった予定を立てておくといいでしょう。
予定より遅れていたら、少しペースを早めるなど途中で対応ができます。
見直しの時間を確保したうえで、何時までに一通り問題を解き終えるといった目安を自分の中で作ってください。
10時30分ごろまでに、問題20まで解く
11時00分ごろまでに問題40まで解く など
※残り時間ではなく、時刻で具体的に計画を立てましょう。
試験前になると、不安になったりする人も多いと思います。
事前にできる準備をしっかりして、当日の試験では自分の力をしっかり出せるようにしましょう。