【第36回試験】障害の理解（問題49～58）

【×】誤あやまりです。法律ほうりつや登記とうきに関かんする業務ぎょうむを担当たんとうする行政ぎょうせい機関きかんです。土地とちや建物たてものの登記とうき、会社設立かいしゃせつりつの手続てつづき、戸籍こせきの管理かんりなどを行おこないます。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。家庭裁判所かていさいばんしょは、法定後見制度ほうていこうけんせいどにおける成年せいねん後見こうけん人にん等とうを選任せんにんするほか、家族かぞくや子こどもに関かんする問題もんだいを扱あつかう機関きかんです。離婚りこんや養育よういく、相続そうぞく、少年しょうねん事件じけんなどを解決かいけつするための手続てつづきを行います。

【×】誤あやまりです。

【×】誤あやまりです。市町村長しちょうそんちょうは、申立もうしたて人にんになることができます。成年後見せいねんこうけん制度せいどの利用状況りようじょうきょうとして、申立もうしたて人にんの24％（一番多いちばんおおい）が市区町しくちょう村長そんちょうとなっています。

【×】誤あやまりです。福祉事務所ふくしじむしょは、社会福祉法しゃかいふくしほうに基もとづき、援護えんご、育成いくせい又または更生こうせいの措置そちに関かんする事務じむを担当たんとうする第一線だいいっせんの社会福祉しゃかいふくし行政ぎょうせい機関きかんです。

【×】誤あやまりです。ショック期きの段階だんかいです。

【×】誤あやまりです。混乱こんらんと苦悩くのうの時期じきの段階だんかいです。

【×】誤あやまりです。混乱こんらんと苦悩くのうの時期じきの段階だんかいです。

【×】誤あやまりです。適応てきおうへの努力期どりょくきの段階だんかいです。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。

【×】誤あやまりです。振戦しんせんせん妄もうとは、手てや体からだが震ふるえて、不安ふあんや混乱こんらん、幻覚げんかくなどが現あらわれることです。アルコール依存症いぞんしょうの人ひとが急きゅうに飲酒いんしゅをやめたときに起おこる症状しょうじょうです。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。妄想もうそうは、現実げんじつとは違ちがうことを本当ほんとうだと信しんじ込こむことです。統合失調症とうごうしっちょうしょうや認知症にんちしょうの人ひとにみられる症状しょうじょうです。

【×】誤あやまりです。強迫性障害きょうはくせいしょうがいは、強つよい不安ふあんを消けすために、繰くり返かえし同おなじ行動こうどうを繰くり返かえす病気びょうきです。何度なんども手てを洗あらってしまう、鍵かぎがしっかりかかっているか何度なんども確認かくにんしてしまうなどです。

【×】誤あやまりです。抑よくうつ気分きぶんは、長期間ちょうきかんにわたって気分きぶんが落おち込こみ、興味きょうみや喜よろこびを感かんじにくくなる状態じょうたいです。うつ病びょうの人ひとに見みられる症状しょうじょうです。

【×】誤あやまりです。健忘けんぼうは、記憶きおくの一部いちぶまたは全部ぜんぶを思おもい出だせなくなる状態じょうたいです。ストレスや脳のうの損傷そんしょう、老化ろうかなどで見みられる症状しょうじょうです。

【×】誤あやまりです。糖尿病性網膜症とうにょうびょうせいもうまくしょうは、目めの網膜もうまくが傷きずつくため、水晶体すいしょうたいの白濁はくだくは直接ちょくせつ関係かんけいがありません。

【×】誤あやまりです。「潰瘍かいよう」とは、皮膚ひふの表面ひょうめんが傷きずついてへこんだ状態じょうたいです。口腔粘膜こうくうねんまくや外陰部がいいんぶの潰瘍かいようは直接ちょくせつ関係かんけいはありません。

【×】誤あやまりです。振戦しんせんや筋固縮きんこしゅくは糖尿病とうにょうびょうとは関係かんけいありません。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。壊疽えそとは血液けつえきの流ながれが悪わるくなって、体からだの一部いちぶが黒くろくなり、死しんでしまう状態じょうたいのことです。
Bさんは末梢神経障害まっしょうしんけいしょうがいの症状しょうじょうが出でていますので、足先あしさきの傷きずや壊疽えそなどの病変びょうへんを介護かいご福祉ふくし職しょくとして注意ちゅういしていく必要ひつようがあります。

【×】誤あやまりです。感応性難聴かんおんせいなんちょうは、耳みみの中なかや神経しんけいに問題もんだいがあって、音おとが聞きこえにくくなる病気びょうきです。音おとは聞きこえても、音おの聞きき分わけが難むずかしく、言葉ことばがわかりにくいことがあります。
今回こんかいの問題もんだいでは、気きをつける点てんではありません。

【×】誤あやまりです。日常にちじょう生活せいかつ動作どうさに介護かいごが必要ひつようとありますが、食事しょくじについては書かかれていません。

【×】誤あやまりです。日常にちじょう生活せいかつ動作どうさに介護かいごが必要ひつようとありますが、会話かいわについては書かかれていません。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。身体しんたいの痛いたみは感覚かんかくです。感覚障害かんかくしょうがいは現あらわれにくい症状しょうじょうの１つなので、痛いたみはわかると判断はんだんできます。

【×】誤あやまりです。日常にちじょう生活せいかつ動作どうさに介護かいごが必要ひつようとありますが、痰たんの排出はいしゅつについては書かかれていません。

【×】誤あやまりです。日常にちじょう生活せいかつ動作どうさに介護かいごが必要ひつようとありますが、食事しょくじの介助かいじょの具体的ぐたいてきな内容ないようについては書かかれていません。

【×】誤あやまりです。障害者しょうがいしゃ相談そうだん支援しえん事業じぎょうは、障害者しょうがいしゃ総合そうごう支援法しえんほうに基もとづくサービスで、障害しょうがいを持もつ人ひとやその家族かぞくが自立じりつした日常生活にちじょうせいかつや社会生活しゃかいせいかつを送おくれるように、相談そうだん援助えんじょする事業じぎょうです。

【×】誤あやまりです。自立生活じりつせいかつ援助事業えんじょぎじょうは、障害者しょうがいしゃ総合そうごう支援法しえんほうに基もとづくサービスで、障害者しょうがいしゃ支援しえん施設しせつなどを退所たいしょした人ひとを対象たいしょうに、定期的ていきてきな訪問ほうもんや随時ずいじの対応たいおうにより、自立じりつした生活せいかつの実現じつげんに必要ひつような支援しえんを行おこなう事業じぎょうです。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。日常生活にちじょうせいかつ自立支援じりつしえん事業じぎょうは、社会福祉法しゃかいふくしほうに基もとづくサービスで、認知症にんちしょう高齢者こうれいしゃなど判断はんだん能力のうりょくが不十分ふじゅうぶんな人ひとが、福祉ふくしサービスの利用りよう援助えんじょや日常生活にちじょうせいかつ金銭管理きんせんかんりなどの日常生活にちじょうせいかつの支援しえんをする事業じぎょうです。都道府県とどうふけん・指定都市していとし社会福祉しゃかいふくし協議会きょうぎかいが実施じっし主体しゅたいです。
Dさんが活用かつようしているのは、この事業じぎょうです。

【×】誤あやまりです。成年後見せいねんこうけん制度せいど利用りよう支援事業しえんじぎょうは、成年後見制度せいねんこうけんせいどを利用りいようする場合ばあいに、成年せいねん後見人こうけんにん等とうに報酬ほうしゅうを負担ふたんするのが難むずかしい人ひとに対たいして費用ひようを助成じょせいする事業じぎょうです。

【×】誤あやまりです。日常生活にちじょうせいかつ用具ようぐ給付等きゅうふとう事業じぎょうは、障害者しょうがいしゃ総合そうごう支援法しえんほうに基もとづくサービスで、障害しょうがいを持もつ人ひとが日常生活にちじょうせいかつをよりよくに過すごせるように、必要ひつような用具ようぐを給付きゅうふ・貸与たいよすることを目的もくてきとした事業じぎょうです。

【×】誤あやまりです。全人間的復権ぜんにんげんてきふっけんは、障害しょうがいのある人ひとが身体的しんたいてき、精神的せいしんてき、社会的しゃかいてき、職業的しょくぎょうてきに能力のうりょくを発揮はっきし、人間にんげんらしく生いきる権利けんりを示しめします。リハビリテーションの目的もくてきでもあります。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。合理的配慮ごうりてきはいりょとは、障害しょうがいがあることによって生しょうじる困こまりごとの解消かいしょうや軽減けいげんに向むけて、社会しゃかい全体ぜんたいで必要ひつような対応たいおうをしていこうという考かんがえ方かたのことです。障害者しょうがいしゃ差別さべつ解消法かいしょうほうには、障害者しょうがいしゃの性別せいべつ、年齢ねんれいおよび障害しょうがいの状態じょうたいに応おうじて、事業者じぎょうしゃは合理的ごうりてき配慮はいりょをしなければならないと義務ぎむづけられています。

【×】誤あやまりです。自立生活運動じりつせいかつうんどう（IL運動うんどう）は、1970年代ねんだいにアメリカのカリフォルニア州しゅうで展開てんかいされた運うん動どうです。障害者自身しょうがいしゃじしんの選択せんたくによる自己決定じこけっていの尊重そんちょうを主張しゅちょうした運動うんどうです。

【×】誤あやまりです。意思決定支援いしけっていしえんは、意思決定いしけっていが難むずかしい人ひとが、日常生活にちじょうせいかつなどで自分じぶんの意思いしで生活せいかつすることができるように、その人ひとのことを支援しえんすることです。

【×】誤あやまりです。共同生活援助きょうどうせいかつえんじょとは、障害者しょうがいしゃ総合そうごう支援法しえんほうに基もとづき、共同生活きょうどうせいかつを営いとなむ住居じゅうきょにおいて、日常にちじょう生活せいかつや社会生活上しゃかいせいかつじょうの支援しえんを行おこなうサービスです。

【×】誤あやまりです。介護支援専門員かいごしえんせんもんいんが必置ひっちとなっている機関きかんは、居宅介護きょたくかいご支援しえん事業所じぎょうしょ、介護保険施設かいごほけんしせつ、地域ちいき包括ほうかつ支援しえんセンターです。地域ちいき包括ほうかつ支援しえんセンターは主任しゅにん介護支援専門員かいごしえんせんもんいんとなっています。

【×】誤あやまりです。社会福祉士しゃかいふくししが必置ひっちとなっている機関きかんは、地域ちいき包括ほうかつ支援しえんセンターです。

【×】誤あやまりです。介護福祉士かいごふくししが必置ひっちとなっている機関きかんは、特とくにありません。

【×】誤あやまりです。民生委員みんせいいいんが必置ひっちとなっている機関きかんは、特とくにありません。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。相談支援専門員そうだんしえんせんもんいんは、指定してい一般いっぱん相談そうだん支援しえん事業所じぎょうしょ、指定してい特定とくてい相談そうだん支援しえん事業所じぎょうしょなどに配置はいちされることが必須ひっすとなっています。

【×】誤あやまりです。アセスメントは何なにか１つを重視じゅうしするのではなく、全体像ぜんたいぞうをとらえることが大切たいせつです。適てきした選択肢せんたくしではありません。

【×】誤あやまりです。選択肢せんたくし１と同おなじです。

【×】誤あやまりです。選択肢せんたくし１と同おなじです。

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。家族かぞく個人こじんと家族かぞく全体ぜんたいの生活せいかつをそれぞれから見みることはアセスメントをするのに大切たいせつな視点してんです。

【×】誤あやまりです。支援者しえんしゃの視点してんが基準きじゅんになることはありません。