試験に出る文法

【試験に出る文法】～において、～における

 

国家試験こっかしけんの問題もんだいを解とくために必要ひつような文法ぶんぽうをしっかりおさえましょう。

文法解説ぶんぽうかいせつ：～において、～における

【意味いみ】

　　（場所ばしょ・場面ばめん・時点じてん・方面ほうめん・状況じょうきょう）～で

【接続せつぞく】

　　名詞めいし（辞書形じしょけい）＋において
　　名詞めいし（辞書形じしょけい）＋における＋名詞めいし

【JLPTレベル】

　　N3
　　

例文れいぶん

  • 入社式にゅうしゃしきは、この後あと、1階かいの多目的たもくてきホールにおいて行おこないます。
  • 介護かいごの勉強べんきょうをしたことは、今後こんごの人生じんせいにおいて必かならず役やくに立たつだろう。
  • 仕事しごとにおいて何なによりも大切たいせつなのは、誠実せいじつであることだと思おもう。
  • 昨日きのうの時点じてんにおいて、感染者かんせんしゃは一人ひとりもいなかった。
  • 経済界けいざいかいにおける彼かれの信用しんようはほとんどない。

上うえの例れいのように、方面ほうめん・分野ぶんやに関かんしても使つかわれることがあります。

実際じっさいの試験問題しけんもんだいを見みてみよう

第だい31回かい（問題もんだい27）

利用者りようしゃとのコミュニケーションにおいて逆転移ぎゃくてんいが起おきている事例じれいに該当がいとうするものとして、最もっとも適切てきせつなものを１つ選えらびなさい。

ちょろた先生

利用者りようしゃとのコミュニケーションの場面ばめんで逆転移ぎゃくてんいが起おきている事例じれいということですね。

「転移てんい」「逆転移ぎゃくてんい」
転移てんいとは、ケアを受うける人ひとがケアをする人ひととの間あいだに抱いだく感情かんじょうのことす。過か去こに関かかわった人ひと（特とくに人生じんせいで重要じゅうようだった人ひと）に対たいする親したしみや怒いかりなどの特別とくべつな感情かんじょうを重かさねることを言いいます。

「逆転移ぎゃくてんい」とはその逆ぎゃくで、ケアをする人ひとケアを受うける人ひとに抱いだく感情かんじょうです。

相談援助そうだんえんじょにおいて、「逆転移ぎゃくてんい」は避さけなければなりません。

第だい32回かい（問題もんだい16）

生活保護法せいかつほごほうにおける補足性ほそくせいの原理げんりの説明せつめいとして、適切てきせつなものを1 つ選えらびなさい。

ちょろた先生

生活保護法せいかつほごほうという法律ほうりつで、補足性ほそくせいの原理げんりをどのように説明せつめいされているかを選えらぶ問題もんだいです。

生活保護法せいかつほごほうは、憲法第けんぽうだい25条じょうの生存権せいぞんけんの理念りねんに基もとづいて、「保護ほごの種類しゅるい」「保護ほごの方法ほうほう」などについて定さだめた法律ほうりつです。

4つの基本原理きほんげんりと、4つの基本原則きほんげんそくがあります。

【試験に出る文法】～に基づく、～に基づいて、～に基づいた 国家試験こっかしけんの問題もんだいを解とくために必要ひつような文法ぶんぽうをしっかりおさえましょう。 文法解説ぶんぽうかいせつ：...

第だい33回かい（問題もんだい25）

介護施設かいごしせつにおけるプライバシーの保護ほごとして、最もっとも適切てきせつなものを1 つ選えらびなさい。

ちょろた先生

介護施設かいごしせつの場ばでのプライバシー保護ほごについて問とわれている文ぶんですね。

介護かいごの現場げんばでは、利用者りようしゃのプライバシーや個人情報こじんじょうほうを保護ほごすることが個こ人じんの尊厳そんげんを尊重そんちょうする上うえで、とても重要じゅうようです。
しかし、介護かいごを提供ていきょうする上うえで、利用者りようしゃの情報じょうほうを共有きょうゆうすることは必要ひつよう不ふ可欠かけつなことですので、共有きょうゆうの方法ほうほうなど自分じぶんの職場しょくばはどうなっているか、確認かくにんしてみましょう。

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