医療的ケア
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問題105
次の記述のうち,ボタン型胃ろうチューブを挿入している利用者に対して,介護福祉士が行うケアとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 胃ろう周囲の皮膚に発赤がある場合は,軟膏を塗布する。
2 1日に2,3回,胃ろうチューブを回転させて,癒着を防ぐ。
3 胃ろうチューブの抜去予防のため,歩行は避けるように勧める。
4 胃ろう周囲の皮膚は石けんとぬるま湯で洗浄して,清潔を保つ。
5 栄養剤を注入する前には,胃ろう部を消毒する。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題105
ボタン型胃ろうチューブを使用している人への、日常的なケアに関する問題です。
答えは、「4」です。
💡
外国人向けポイント
胃ろう
胃ろうは、
口から
食事をとることが
難しい
人のための
方法です。
おなかの
皮膚から
胃まで
小さな
穴
(造設口)を
作り、
そこからチューブを
通します。
チューブを
通して、
胃に
直接
栄養を
入れます。
覚えるポイント
胃ろうには、おなかから
出ている
部分の
形によって、
いくつかの
種類があります。
ボタン型
チューブ型
1 胃ろう周囲の皮膚に発赤がある場合は,軟膏を塗布する。
【×】誤りです。胃ろうの周りが発赤がある場合は、皮膚の状態をよく確認する必要があります。介護福祉士が判断するのではなく、看護師や医師へすぐに報告をし、指示を受けます。
2 1日に2,3回,胃ろうチューブを回転させて,癒着を防ぐ。
【×】誤りです。癒着とは、本来は離れている部分が、くっついてしまうことです。胃ろうチューブを回転させる方法や回数は、チューブの種類によって違います。1日に2、3回と決めて回転させることは適切ではありません。
3 胃ろうチューブの抜去予防のため,歩行は避けるように勧める。
【×】誤りです。ボタン型はチューブが短くお腹の表面に平らに収まるため、衣服に引っかかりにくく、歩行や外出などの活動がしやすいのが特徴です。胃ろうがあるという理由だけで、歩くことを避ける必要はありません。
4 胃ろう周囲の皮膚は石けんとぬるま湯で洗浄して,清潔を保つ。
【○】正しい選択肢です。胃ろう周りの皮膚には、汗や汚れ、胃から出た液などがつきかぶれやすくなっています。そのため、石けんとぬるま湯でやさしく洗い、清潔に保つことが大切です。
5 栄養剤を注入する前には,胃ろう部を消毒する。
【×】誤りです。胃ろう周りに特別な問題がなければ、栄養剤を入れるたびに消毒する必要はありません。過度な消毒は皮膚を痛める原因になります。