認知症の理解
試験用タイマー
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問題43
次のうち,認知症(dementia)のリスクを高める要因として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 身体活動
2 不飽和脂肪酸の摂取
3 歯がなくなることによる咀嚼機能の低下
4 難聴による補聴器の使用
5 ボランティア活動
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題43
認知症のリスクを高める要因に関する問題です。
答えは、「3」です。
1 身体活動
【×】誤りです。身体を動かす活動は、脳の血流を促進するため、認知症のリスクを低くします。
2 不飽和脂肪酸の摂取
【×】誤りです。不飽和脂肪酸とは、サバ・イワシといった青魚やオリーブオイルなどに含まれる血液をサラサラにする脂肪のことです。不飽和脂肪酸の摂取は脳の働きを保ち、認知症のリスクを低くします。
3 歯がなくなることによる咀嚼機能の低下
【○】正しい選択肢です。咀嚼機能の低下は、脳への刺激が少なくなり、脳の働きが弱くなることから認知症のリスクを高めます。
4 難聴による補聴器の使用
【×】誤りです。会話が減り人との関わりが少なくなると、脳への刺激が減るため認知症リスクが高まります。補聴器を使用することで、脳への刺激が増え、リスクを低くします。
5 ボランティア活動
【×】誤りです。ボランティア活動は、人との関わりや身体活動の増加、考える機会の増加など、脳に様々な刺激が与えられるため、認知症のリスクを低くします。