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【第37回試験】問題108(介護過程)

介護過程かいごかてい

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問題もんだい108

つぎ記述きじゅつのうち,介護過程かいごかてい展開てんかいにおける評価ひょうか説明せつめいとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 利用者りようしゃ比較ひかくして評価ひょうかする。
2 短期目標たんきもくひょう評価ひょうかによって,介護過程かいごかてい展開てんかい終了しゅうりょうする。
3 目標もくひょう達成状況たっせいじょうきょう評価ひょうかする。
4 介護計画かいごけいかく実施後じっしご評価日ひょうかび検討けんとうする。
5 介護計画かいごけいかく修正しゅうせいした場合ばあいは,評価ひょうか省略しょうりゃくする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい108

介護過程かいごかてい展開てんかいにおける「評価ひょうか」にかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

介護過程かいごかてい目的もくてきは、利用者りようしゃ自己実現じこじつげん支援しえんする介護かいご目的もくてき達成たっせいするために、専門せんもん知識ちしき活用かつようしておこな客観的きゃっかんてき科学的かがくてき思考しこう過程かていです。

介護過程かいごかていの「評価ひょうか」は、計画けいかくしたケアが目標通もくひょうどおりに実施じっしされ、効果こうかがあったかを確認かくにんする大切たいせつなプロセスです。

また、介護過程かいごかていつぎながれでおこなわれます。

「アセスメント」→「介護計画かいごけいかく立案りつあん」→「支援しえん実施じっし」→「評価ひょうか

評価ひょうかは、介護計画かいごけいかく位置いちづけた目標達成もくひょうたっせい時期じきに、それぞれの目標もくひょうたいしておこないます。

利用者りようしゃ状態じょうたいおうじて計画けいかく見直みなおすため、ただしい評価方法ひょうかほうほう理解りかいすることが必要ひつようです。


1 利用者りようしゃ比較ひかくして評価ひょうかする。

【×】あやまりです。評価ひょうかは、あくまで利用者りようしゃ一人ひとりひとりの目標もくひょうたいする達成状況たっせいじょうきょう基準きじゅんおこないます。利用者りようしゃ比較ひかくするものではありません。

2 短期目標たんきもくひょう評価ひょうかによって,介護過程かいごかてい展開てんかい終了しゅうりょうする。

【×】あやまりです。短期目標たんきもくひょうは、長期目標ちょうきもくひょうでゴールと設定せっていした目標もくひょうたいして、こまかく設定せっていする目標もくひょうです。短期目標たんきもくひょう評価ひょうかだけで介護過程かいごかてい展開てんかい終了しゅうりょう判断はんだんするものではありません。

3 目標もくひょう達成状況たっせいじょうきょう評価ひょうかする。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。

4 介護計画かいごけいかく実施後じっしご評価日ひょうかび検討けんとうする。

【×】あやまりです。評価ひょうか介護計画かいごかていてる段階だんかいであらかじめ評価日ひょうかび設定せっていし、計画的けいかくてきおこな必要ひつようがあります。実施後じっしご検討けんとうするのは適切てきせつではありません。

5 介護計画かいごけいかく修正しゅうせいした場合ばあいは,評価ひょうか省略しょうりゃくする。

【×】あやまりです。介護計画かいごけいかく修正しゅうせいした場合ばあいでも、その結果けっか評価ひょうかする必要ひつようがあります。省略しょうりゃくするのは適切てきせつではありません。

介護過程かいごかてい #評価ひょうか