解答と解説
弱視の人に対する支援に関する問題です。
1 買い物は,ガイドヘルパーに任せるように勧める。
【×】誤りです。ガイドヘルパーは、一人での外出が難しい人に対して、移動の介助をすることが目的です。任せる(買い物をヘルパーにしてもらう)ことは本来の目的ではありません。
2 財布は,貨幣や紙幣を同じ場所に収納できるものを勧める。
【×】誤りです。「物の区別がつきにくい人」と記載があります。同じ場所に収納すると、支払いの時に時間がかかってしまいます。区別できる財布を勧めます。
3 包丁は,調理台の手前に置くように勧める。
【×】誤りです。物の区別がつきにくい人は、手前に置くと包丁を落としてしまう危険がありますので、調理台の奥に置くように勧めます。
4 まな板は,食材と同じ色にするように勧める。
【×】誤りです。物の区別がつきにくい人は、同じ色であると、まな板と食材の違いがわからず、切りにくいです。色の違いがわかるものを選ぶように勧めます。
5 よく使う調理器具は,いつも同じ場所に収納するように勧める。
【○】正しい選択肢です。物を探すといったことが減ると生活が快適になります。調理器具に限らず、よく使うものはいつも同じ場所に収納するように勧めます。