個別問題

【第35回試験】問題95(生活支援技術)

生活せいかつ支援しえん技術ぎじゅつ

問題もんだい95

女性じょせい利用者りようしゃのおむつ交換こうかんをするときにおこな陰部いんぶ洗浄せんじょう基本きほんかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 湯温ゆおんは,介護福祉職かいごふくししょくのひらで確認かくにんする。
2 おむつを交換こうかんするたびに,石鹸せっけん使つかってあらう。
3 タオルでよごれをこすりるようにあらう。
4 尿道口にょうどうこうからあらい,最後さいご肛門部こうもんぶあらう。
5 洗浄後せんじょうごは,しタオルで水分すいぶんる。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい95(解説かいせつ

女性じょせい利用者りようしゃ陰部いんぶ洗浄せんじょうかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

1 湯温ゆおんは,介護福祉職かいごふくししょくのひらで確認かくにんする。

【×】あやまりです。陰部いんぶ皮膚ひふうすく、デリケートな部分ぶぶんです。介護福祉職かいごふくししょくのひらではなく、前腕ぜんわん内側うちがわ皮膚ひふなどうす皮膚ひふ温度おんど確認かくにんします。

2 おむつを交換こうかんするたびに,石鹸せっけん使つかってあらう。

【×】あやまりです。石鹸せっけん使つかいすぎは、皮膚ひふきずついたり、必要ひつよう皮脂ひしがなくなり、皮膚ひふ炎症えんしょう原因げんいんとなります。1にち1かい基本きほんです。

3 タオルでよごれをこすりるようにあらう。

【×】あやまりです。陰部いんぶ皮膚ひふうすく、デリケートです。タオルでこすりると皮膚ひふきずつき、皮膚ひふ炎症えんしょう原因げんいんとなります。

4 尿道口にょうどうこうからあらい,最後さいご肛門部こうもんぶあらう。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。肛門部こうもんぶからあらうと、細菌さいきん尿道口にょうどうぐちからはいり、感染かんせんしょうこす原因げんいんになりますので、注意ちゅういしましょう。

5 洗浄後せんじょうごは,しタオルで水分すいぶんる。

【×】あやまりです。陰部いんぶ洗浄後せんじょうごは、水分すいぶんをしっかりらないと、皮膚ひふ炎症えんしょうにつながります。しタオルは、水分すいぶんふくんでいるため適切てきせつではありません。

#陰部洗浄いんぶせんじょう