解答と解説
多職種連携(チームアプローチ)に関する問題です。
答えは、「2」です。
介護現場では、多職種連携(チームアプローチ)でケアの提供が行われます。
異なる専門性をもつ多職種が利用者を支えあうことで、それぞれの専門職としての知識・能力を活用して、効果的なサービスが提供できるようになります。
多職種連携(チームアプローチ)の本質を理解できていれば、解けた問題です。
1 チームメンバーが得た情報は,メンバー間であっても秘密にする。
【×】チームアプローチは、異なる専門職がそれぞれの立場でその能力を発揮することで効果的に成り立ちます。チーム内での情報共有は大切です。
チーム間での情報共有は、「秘密保持義務」には当たりません。
2 チームメンバーの役割分担を明確にする。
3 利用者を外してチームを構成する。
【×】チームアプローチのメンバーは、専門職だけでなく、利用者本人、家族、近隣の人、ボランティアも含まれます。利用者本人が中心となってチームを構成します。
4 医師がチームの方針を決定する。
【×】医師もチームメンバーの一人であり、他のメンバーと同じ立ち位置です。
チームの方針は、利用者本人の意思に基づいて決定します。
5 チームメンバーを家族が指名する。
【×】チームメンバーは家族が指名するものではありません。ただし、家族の意向により、メンバーが変更になることはあります。
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