解答と解説
看取り時の家族への支援に関する問題です。
1 利用者の介護は,介護福祉職が最期まで行い,家族には控えてもらう。
【×】誤りです。最期のときは、悔いが残らないように家族の意向を聞きながら、かかわってもらうように支援をしましょう。
2 利用者の反応がないときには,声をかけることを控えるように伝える。
【×】誤りです。最後まで聴覚は残っています。反応がなくても、家族には声かけを続けてもらうよう支援をしましょう。
3 利用者の死後は,毎日電話をして,家族の状況を確認する。
【×】誤りです。看取りの状況にもよりますが、毎日電話をする必要はありません。
4 利用者の死後は,気分を切り替えるように家族を励ます。
【×】誤りです。大切な人が亡くなった後は、だれでも悲しいものです。無理に気分を切り替えさせるのではなく、家族の気持ちに寄り添いましょう。
5 家族が悔いが残ると言ったときは,話を聴く。
【○】正しい選択肢です。家族の気持ちに寄り添った支援が大切です。