解答と解説
問題90
筋萎縮性側索硬化症に関する問題です。
答えは、「4」です。
筋萎縮性側索硬化症とは、主に60~70歳代に発症し、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がやせて、力がなくなっていく病気です。
筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)が障害を受け、脳からの命令が伝わらなくなってしまいます。
指定難病です。
筋萎縮性側索硬化症には、現れやすい症状と現れにくい症状があります。
試験でも聞かれやすいポイントなので、整理して覚えましょう。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
現れやすい症状
四肢の運動障害、球麻痺(構音障害、嚥下障害)、呼吸障害など。
現れにくい症状
知的障害、感覚障害、膀胱直腸障害、眼球運動、褥瘡
1 四肢の運動障害
【×】誤りです。現れやすい症状です。
2 構音障害
【×】誤りです。現れやすい症状です。
3 嚥下障害
【×】誤りです。現れやすい症状です。
4 感覚障害
5 呼吸障害
【×】誤りです。現れやすい症状です。
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