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【第34回試験】問題16(社会の理解)

社会しゃかい理解りかい

問題もんだい16

生活保護制度せいかつほごせいどかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 生活保護せいかつほご給付方法きゅうふほうほうには,金銭給付きんせんきゅうふ現物給付げんぶつきゅうふがある。
2 生活保護せいかつほご申請しんせいは,民生委員みんせいいいんおこなう。
3 生活保護法せいかつほごほうは,日本国憲法第にほんこくけんぽうだい13じょうにある幸福追求権こうふくついきゅうけん実現じつげん目的もくてきとしている。
4 生活保護せいかつほご担当たんとうする職員しょくいんは,社会福祉士しゃかいふくしし資格しかく必要ひつようである。
5 生活保護せいかつほご費用ひようは,くに全額ぜんがく負担ふたんする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい16

生活保護制度せいかつほごせいどかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

保護ほご種類しゅるい整理せいりしましょう。

生活保護せいかつほご給付きゅうふは、金銭きんせん給付きゅうふまたは貸与たいよによって保護ほごおこな金銭給付きんせんきゅうふ物品ぶっぴん医療いりょう給付きゅうふ介護かいごサービスなど金銭以外きんせんいがい保護ほごおこな現物給付げんぶつきゅうふの2つにけられます。

生活保護せいかつほご種類しゅるい

1.出産扶助しゅっさんふじょ

どもを出産しゅっさんする費用ひよう原則げんそく金銭給付きんせんきゅうふ

2.教育扶助きょういくふじょ

義務教育ぎむきょういくにかかる費用ひよう原則げんそく金銭給付きんせんきゅうふ

3.生業扶助せいぎょうふじょ

職業訓練しょくぎょうくんれんけるための費用ひよう就職活動しゅうしょくかつどうともな経費けいひ、または自営業じえいぎょうはじめるための初期しょき投資とうしなどの費用ひよう原則げんそく金銭給付きんせんきゅうふ

4.住宅扶助じゅうたくふじょ

家賃やちんにかかる費用ひよう原則げんそく金銭給付きんせんきゅうふ

5.生活扶助せいかつふじょ

日々ひびらしにかかる食費しょくひ被服費ひふくひ光熱費こうねつひだい1ごう被保険者ひほけんしゃ介護保険料かいごほけんりょうなど(原則げんそく金銭給付きんせんきゅうふ

6.医療扶助いりょうふじょ

病気びょうきやけがの治療ちりょうのために医療機関いりょうきかんとう医療いりょう提供ていきょうする(原則げんそく現物給付げんぶつきゅうふ

7.介護扶助かいごふじょ

介護かいごまたは支援しえん必要ひつよう生活保護せいかつほご受給者じゅきゅうしゃたいして、介護かいご用具ようぐ貸与たいよなどのサービスを提供ていきょうする(原則げんそく現物給付げんぶつきゅうふ

8.葬祭扶助そうさいふじょ

葬式そうしきにかかる費用ひよう原則げんそく金銭給付きんせんきゅうふ

1 生活保護せいかつほご給付方法きゅうふほうほうには,金銭給付きんせんきゅうふ現物給付げんぶつきゅうふがある。

【○】うえ説明せつめいしたとおりです。

2 生活保護せいかつほご申請しんせいは,民生委員みんせいいいんおこなう。

【×】あやまりです。生活保護せいかつほご申請しんせいは、原則げんそくとして本人ほんにんまたは親族しんぞくからの申請しんせいとなります。

3 生活保護法せいかつほごほうは,日本国憲法第にほんこくけんぽうだい13じょうにある幸福追求権こうふくついきゅうけん実現じつげん目的もくてきとしている。

【×】あやまりです。生活保護法せいかつほごほうは,日本国憲法第にほんこくけんぽうだい25じょうにある生存権せいぞんけんもとづいています。

4 生活保護せいかつほご担当たんとうする職員しょくいんは,社会福祉士しゃかいふくしし資格しかく必要ひつようである。

【×】あやまりです。生活保護せいかつほご担当たんとうする職員しょくいんは、社会福祉しゃかいふくし主事しゅじ任用にんよう資格しかく必要ひつようです。

5 生活保護せいかつほご費用ひようは,くに全額ぜんがく負担ふたんする。

【×】あやまりです。生活保護せいかつほご費用ひようは、くにが3/4、地方自治体ちほうじちたいが1/4を負担ふたんします。

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