解答と解説
問題14
成年後見人に関する問題です。
答えは、「2」です。
「成年後見関係事件の概況(令和2年1月~12月)」は、全国の家庭裁判所の成年後見関係事件の処理状況について、概況をまとめたものです。
申立件数、審理期間、申立人と本人との関係、申立ての動機、成年後見人等と本人との関係などがまとめられています。
8-1 成年後見人等と本人との関係について
- 成年後見人等(成年後見人,保佐人及び補助人)と本人との関係をみると, 配偶者,親,子,兄弟姉妹及びその他親族が成年後見人等に選任されたものが 全体の約19.7%(前年は約21.8%)となっている。
- 親族以外が成年後見人等に選任されたものは,全体の約80.3%(前年は 約78.2%)であり,親族が成年後見人等に選任されたものを上回ってい る。
- 成年後見人等と本人との関係別件数とその内訳の概略は次のとおりである。
成年後見関係事件の概況(令和2年1月~12月)
「③の親族以外の内訳」にあるように、成年後見人等として活動している人が最も多い職種は弁護士です。2番目が司法書士、次に社会福祉士となります。
弁護士は選択肢にありませんので、選択肢「2」の司法書士が答えとなります。