解答と解説
問題12
事例から、その人のサービスを選ぶ問題です。
答えは、「4」です。
障害者総合支援法における障害サービスの内容をしっかりと整理しましょう。
障害者総合支援法のサービスは、障害区分や障害の種類によって対象となるサービスが決まってきます。
ちょろた先生
必ず、問題文の「障害区分」と「障害の種類」を確認しましょう。
1 行動援護
【×】誤りです。行動援護は、知的障害または精神障害により、一人で行動することが難しい人を対象とするサービスです。障害支援区分3以上の人が対象です。
Eさんは、障害支援区分2ですので、対象ではありません。
2 同行援護
【×】誤りです。同行援護は、視覚障害により移動が難しい人を対象とするサービスです。
Eさんは知的障害ですので、対象ではありません。
3 自立訓練(機能訓練)
【×】誤りです。自立訓練(機能訓練)は、自立した生活や社会生活を送るために、理学療法や作業療法など身体機能や生活能力の向上のための訓練を行うことです。
4 自立生活援助
【○】正しい選択肢です。自立生活援助は、病院や施設から退院・退所した障害者に対し、自立した日常生活を送れるように、定期的な巡回訪問や随時訪問などを行うことです。
5 就労継続支援
【×】誤りです。就労継続支援は、通常の事業所に雇用されることが難しい人に対し、就労機会の提供やその他、就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練を行うことです。
#障害者総合支援法 #自立生活援助