生活支援技術せいかつしえんぎじゅつ

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問題もんだい105

Cさん(58歳さい,男性だんせい)は,アテトーゼ型がた(athetosis)の脳性麻痺のうせいまひ(cerebral palsy)がある。腕うで,脚あし,体幹たいかんの筋肉きんにくは不随意的ふずいいてきにゆっくりと動うごくことが多おおく,手指しゅしを細こまかく動うごかすことは難むずかしい。言葉ことばをはっきり発音はつおんすることが困難こんなんであるが,音おとの聞きき取とりはできる。
次つぎのうち,Cさんが使用しようしている情報じょうほう・意思疎通支援用具いしそつうしえんようぐとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

1 福祉電話ふくしでんわ
2 携帯用会話補助装置けいたいようかいわほじょそうち
3 人工喉頭じんこうこうとう
4 助聴器じょちょうき
5 点字器てんじき

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとうと解説かいせつ

問題もんだい105

情報じょうほう・意思疎通支援用具いしそつうしえんようぐに関かんする問題もんだいです。

答こたえは、「2」です。

脳性麻痺のうせいまひとは、受精じゅせいから出生直後しゅっしょうちょくご(生後せいご4週しゅうまで)の脳のうの損傷そんしょうにより、運動機能うんどうきのうの障害しょうがいが生しょうじる病気びょうきです。

手足てあしがこわばって硬かたくなる「痙直型けいちょくがた」と、不随意運動ふずいいうんどうが生しょうじる「アテトーゼ型がた」、バランスがとりにくい「失調型しっちょうがた」、「混合型こんごうがた」に分類ぶんるいされます。

アテトーゼ型がた脳性麻痺のうせいまひでは、手指しゅしの細こまかい動うごきや発音はつおんに困難こんなんがありますが、聴覚ちょうかくは保たもたれています。

このため、音声おんせいによるやり取とりが難むずかしい人ひとの意思疎通いしそつうを補おぎなう適切てきせつな用具ようぐを選えらびます。


1 福祉電話ふくしでんわ

【×】誤あやまりです。高齢者こうれいしゃや身体しんたいが不自由ふじゆうな人ひとのための電話機でんわきで、ボタンが大おおきかったり、緊急通報機能きんきゅうつうほうきのうや聞きこえやすいように音量おんりょうを調整ちょうせいする機能きのうなどが付ついているものなどがあります。通話自体つうわじたいには明瞭めいりょうな発音はつおんが必要ひつようとなる場合ばあいが多おおく、Cさんには適てきしていません。

2 携帯用会話補助装置けいたいようかいわほじょそうち

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。携帯用会話補助装置けいたいようかいわほじょそうちは、文字もじや記号きごうを入力にゅうりょくすると音声おんせいに変換へんかんして伝つたえられる機器ききです。発音はつおんが難むずかしいCさんが、自分じぶんの意思いしを相手あいてに伝つたえるのに有効ゆうこうです。

3 人工喉頭じんこうこうとう

【×】誤あやまりです。人工喉頭じんこうこうとうは、喉頭摘出こうとうてきしゅつなどで声こえが出だせない人ひとが使用しようする発声補助器はっせいほじょきです。Cさんは発声はっせいは可能かのうなので、適切てきせつではありません。

4 助聴器じょちょうき

【×】誤あやまりです。助聴器じょちょうきは、聴覚ちょうかくが低下ていかしている人ひとの聞きこえを補おぎなうための機器ききです。Cさんは音おとの聞きき取とりはできるので、適切てきせつではありません。

5 点字器てんじき

【×】誤あやまりです。点字器てんじきは、視覚障害者しかくしょうがいしゃが文字もじを読よみ書かきするための道具どうぐです。Cさんの課題かだいは視覚しかくではないため、適切てきせつではありません。

#アテトーゼ型がた #脳性麻痺のうせいまひ